心身トロけまくったベトナム南部の旅も、ついにクライマックス!
ホーチミンのエネルギッシュな躍動に震え、最先端のベトナム料理に味蕾が驚愕し、前回はメコンデルタ最大の都市・カントーで魂のコアまでほぐれたんだけど…。
「カントーの街は、日本からのゲートシティとなるホーチミンから行きにくい」
と思われた方もいらっしゃるかもしれない。それでもやっぱり、
「メコンデルタは一度行ってみたい!」
というのが旅人としての本音だろう。そんな人の為に今回の記事がある! ホーチミンからの日帰りオプショナルツアーでも人気の、アクセスしやすいメコンデルタの街があるのだ。
それがホーチミンから南西60キロ。高速道路で1時間ちょっとで着いてしまう『ミトー』だ!!
メコンデルタはとにかくデカイ。迷路のように三角州が入り組んだ河口付近では、その河口の幅が約100キロ(今、グーグルマップで計った)! 前回お伝えしたカントーは、ホーチミンから一番離れたあたりにあるメコンデルタ沿いの都市なんだけど、このミトーはホーチミンから非常に近い、メコンデルタ沿いの街ってことですね。
さぁこのミトー。ベトナム語で“ミ”は“美しい”、“トー”は“香り”。ようするに“いい香り”という意味でして、ベトナムでも「美人の産地として有名」(現地ガイド談)だっつうじゃないですか!! 日本でいうと“秋田美人”の秋田県みたいなもんですよ!!
この時点で早くも上がる男のテンション!!
そんなミトー観光の目玉はメコン川ボートクルーズ。ホーチミンからの観光ツアーも、このボートクルーズがメインになってまして、ワタクシもこのボートクルーズを体験してまいりました。
さぁミトーの基礎知識的前書きも終わり、こっから本番です。
こんな「ベトナム~!」なボートに乗ってメコン川に繰り出します!!
ボートクルーズのボートに乗ると、ガイドさんいわく、
「これから三角州の島に行く」
という。三角州って聞いて、砂が堆積してできた、せいぜい広くて学校の運動場くらいの、島というよりちょっとしたスペースみたいな場所を想像してたんだけど、これが全然違う!
ちゃんと桟橋とかあってそこから上陸するとさ、土産物屋が並ぶ道が走ってて、もう本当の島!
三角州とはいえど、こんな通りがあってバイクが走っておりました。
熱海の沖にある初島とかさ、あのくらいの大きさの島。
さすがメコンデルタはスケールが違う! と感心しつつ、ツアーはまず養蜂場の売店に立ち寄る。
するとオネーサンが、
「こんな風にミツバチを育ててます~!」
なんつって、ハチがワンサと群がった飼育箱を見せてくれる!