iPhoneの紛失モードに勝手になるのはどうして?
iPhoneの紛失モードに勝手になる場合、Apple IDが不正利用されている可能性があります。
【参考】Apple/Apple ID を取り戻すにはどうすれば良いですか?
Apple ID が不正利用されたと思う場合は、まずApple ID のアカウントページにサインインしてみます。
・Apple ID のアカウントページにサインインした際、サインインできない場合や、サインインしようとした時にアカウントがロックされているというメッセージを受け取った場合は、アカウントのリセットやロックの解除を試す。
・Apple ID のパスワードを変更し、強力なパスワードを選択する。
・アカウントの個人情報とセキュリティ情報をすべて確認する。正しくないものや覚えのないものがあれば更新する。
※氏名、Apple ID の主要メールアドレス、すべての代替メールアドレス、修復用メールアドレス、及び電話番号、セキュリティ質問とその答え。
・まだiCloud.comにログインできるようならば、紛失モードをオフにしてみる。
以上の確認をしてもお手上げの場合は、Appleサポートに問い合わせてください。
Apple IDの二段階認証をオンにしておけば、いざアカウントを乗っ取られそうになった時もすぐに判明しますので、面倒くさがらず設定しておくことをオススメします。
手順1
・iOS 10.3 以降
「設定」>「[ユーザ名]」>「パスワードとセキュリティ」の順に選択して、「2 ファクタ認証を有効にする」をタップ、「続ける」をタップ。
・iOS 10.2 以前
「設定」>「iCloud」の順に選択、Apple ID >「パスワードとセキュリティ」の順にタップ、「2 ファクタ認証を有効にする」をタップ、「続ける」をタップ。
※Apple ID のセキュリティ質問への回答を求められる場合があります。
手順2
サインイン時に、確認コードを受け取りたい電話番号を入力。「次へ」をタップしますと、指定した電話番号に Apple から確認コードが届きますので、その確認コードを入力し、電話番号の確認作業を済ませれば、2 ファクタ認証が有効になります。
iPhoneの紛失モードが解除できない時のトラブルシューティング
iPhoneを「紛失モード」にしたあと、無事にiPhoneが見つかり、ロック画面からパスワードを入力して、紛失モードを解除しまたにもかかわらず、Suica、Apple Payが使えません! というトラブルに見舞われるケースがあります。実はこれらの機能は、設定画面からApple IDをタップして、再度パスワードを入力して再ログインする必要があるからなのです。
Walletアプリを起動してパスワードを入力して復旧させる方法もあります。
取材・文/FURU
デジタル系ガジェットに散財する、サラリーマン兼漫画描き兼ライター。電脳ネタがテーマの漫画を得意とする→https://www.furuyan.com/