20代が購入する婚約指輪の相場はいくら？覚えておきたいダイヤの指輪選びの基礎知識

婚約指輪のお返しは必要？相場はいくら？

婚約指輪などの婚約記念品をもらった場合、お返しを贈るケースも多いです。「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」によると、婚約記念品の返礼品を「贈った」という人は全国で46.2％、「贈らなかった」という人は48.8％でした。

【参考】「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」（リクルートブライダル総研）

婚約指輪のお返しの相場は、指輪の価格の半分から3分の1

婚約指輪のお返しは、指輪の金額の半分～3分の1程度を目安にすると良いと言われています。
例えば、婚約指輪が30万円であれば、お返しは15万～10万円程度のものを贈ると良いでしょう。

婚約指輪のお返しをいらないと言われたら？

お返しはあくまで、婚約指輪をもらった感謝の気持ち。パートナーが要らないと言っているのに、無理に渡す必要はありません。

その代わりに結婚指輪や結婚式の費用を少し多めに出したり、お礼に食事の席を設けるなど、別の形で感謝の気持ちを表すと良いでしょう。

婚約指輪のお返しにおすすめの定番アイテム

パートナーが素敵な婚約指輪を贈ってくれたからには、こちらも素敵なお返しを贈りたいところです。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」によると、婚約指輪をはじめとする婚約記念品のお返しとして贈られることが多いアイテム（全国）は以下の通り。

• 腕時計……36.1％
• スーツ……13.9％
• 財布……7.5％
• 靴……5.7％
• 電化製品……5.4％
• カバン……4.9％
• 洋服（スーツを除く）……4.8％
• メンズアクセサリー・ジュエリー……3.0％
• ネクタイピン……2.1％
• 旅行券……1.4％
• 筆記用具……1.4％
• カフスボタン……1.0％
• バイク・自転車……0.7％
• その他……21.0％

【参考】「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」（リクルートブライダル総研）

婚約指輪のお返し・定番アイテム1：腕時計

婚約記念品のお返しとして定番の時計。長く使い続けられるという理由で選ばれたり、「時を一緒に刻む」という想いを込めて贈る方も多いようです。

婚約指輪のお返しにおすすめの時計ブランドは？

タグ・ホイヤー、ハミルトン、オメガ、セイコー、グランドセイコー、ロレックス、シチズンなど、時計のブランドは多種多様で、好みが大きく分かれます。パートナーにどんな時計が欲しいか聞いてみましょう。

婚約指輪のお返し・定番アイテム2：スーツ

腕時計に次いで、お返しとして人気のスーツ。結納や両家の顔合わせの時に着てほしいということで選ぶ方も多いようです。

こちらもパートナーの好みを最優先すると良いですが、無地などの長く使い続けられるスーツがおすすめ。特に、冠婚葬祭のフォーマルな場で活躍する礼服は喜ばれます。

婚約指輪のお返し・定番アイテム3：財布

婚約指輪のお返しとして、財布も人気があります。財布は実用的ながら、良いものであれば長い間使うことができます。

また、時計やスーツに比べると比較的安く済むというメリットも。「家計を考えてお金を大切に使ってほしい」という想いを込めて贈る方もいるようです。

婚約指輪のお返しは現金でも大丈夫？

「結納返し」として渡す場合を除いて、現金でお返しをするのはおすすめしません。というのも、現金でのお返しが問題ないかどうかは、パートナーの考え方や地域の風習などによるので、モノでお返ししたほうが無難です。

もちろん、パートナーな現金でのお返しを望んでいる場合はこの限りではありません。

婚約指輪もお返しも、大切なのはカップルお互いの「気持ち」

婚約指輪にしろお返しにしろ、相場は気になるところですが、一番大切なのは気持ち。大切な人が精一杯、心を込めて贈ってくれたものであれば、給料何か月分の指輪であろうと嬉しいものです。

婚約指輪はあくまで、結婚というスタートラインに立つための、前段階に贈るもの。今後の2人の生活も考慮して、背伸びしすぎず、最大限の気持ちを込めて贈りましょう。

文／bommiy