オフィスワーカーにとってイスとデスクは、仕事のデキを左右する大事な業務用ツール。当然、良質なものを使い続けたいところだが、イチ会社員にオフィス家具の選択権はない。運悪く座り心地の悪いイスやデスクに長時間・長期間座らされ、肩や腰に負担を抱えている人も少なくないだろう。
そこで今回、デスクワークの実態を調べるべく、オフィスワークを主とする職種に就く20代~60代の男女1000名を対象にしたアンケート調査が実施された。
オフィスワーカーの約6割が、オフィス家具への「よい姿勢への配慮不足」を感じている。
Q.あなたの会社のデスクワークのためのオフィス家具は「よい姿勢(座り方)」で作業ができるように配慮されているか。
「非常に配慮されている」はわずか2%、「まあ配慮されている」を合わせても約3割となった。オフィスワーカーから見て、よい姿勢のためのオフィス環境はまだまだ整っていないという実態が明らかに。
オフィスワーカーの約5割が、会社のデスクワーク環境に不満がある。
Q. あなたは会社のいまのデスクワーク環境に満足している?
自身の会社のデスクワーク環境についての満足度は、「満足」と「不満」がほぼ半々ながら、やや不満が上まわる結果に。
また、デスクワーク環境の満足度と仕事へのやりがい&会社への愛着との相関関係を調べる調査が行われたところ、デスクワーク環境の満足度に比例してやりがいや愛着の度合いも増減していることがわかった。