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話題のシンプルノート術「バレットジャーナル」発案者が指南するメモの極意

2019.05.04

「バレットジャーナル」をご存知だろうか。1冊のノートブックにタスク、イベント(予定)、メモを書き留めるだけのシンプルなノート術だ。これが今、“デジタル世代のアナログ・メソッド”として、ビジネスパーソンをはじめ学生にも主婦にも大人気だ。すでにファンによる入門書が発売されているが、昨年アメリカで発案者ライダー・キャロル氏による“公式本”が出版され、この4月、日本でも『バレットジャーナル—-人生を変えるノート術』(ダイヤモンド社)が刊行された。

箇条書きで、素早く、書き留める

最近は文具店にバレットジャーナル専用ノートも並んでいる。パラッとめくると一見ふつうのノートだ。日付も、To Do Listも、チェックボックスもない。特徴はドット罫であることと、ページ番号がついていることぐらい。

Bullet Journal(バレットジャーナル)のBulletは弾丸という意味だが、ここでは「・」ドットのこと。このドットこそが、頭の中を整理し、次にするべきことを知り、人生を少しずつ変えて行く基本単位になる。

バレットジャーナルのデイリーログページ。日誌にあたる。箇条書きで、タスクやメモをひたすら書き留めていく。

どこが“人生を変えるノート術”なのか。詳しくは本を読んでほしいが、簡単に仕組みを説明しよう。

はじめにバレットジャーナルはどんなノートでも始められる。大学ノートでもいいし、サイズはA5でもB5でもいい。まるまる1冊まっさらであれば、どんなノートでもいい。

バレットジャーナルの要素は次の通り。

バレットジャーナルの構造はインデックス➡フューチャーログ➡マンスリーログ➡ デイリーログ➡ その他のコレクション。誌面のデザインはご自由に。

・インデックス:このノートの目次
・フューチャーログ:来月以降に予定しているタスクやイベント
・マンスリーログ:今月予定しているタスクやイベント
・デイリーログ:毎日思いついたことをどんどん書き込む。
・コレクション:必要なトピックのページ(パソコンのフォルダーにあたる)。たとえば、仕事なら「プロジェクトA」「クライアントB社」など。プライベートなら「ジョギングの記録」「食事メニュー」「**の誕生パーティ企画」、勉強ものなら「読書メモ」「TOEIC」「○○資格」など、必要なトピックはすべてこのノートに専用ページを作って書き込む。

デイリーログのスペースは決まっていない。ここが日記型の手帳と違うところ。「タスク」「イベント」「メモ」すべてを「・」でどんどん箇条書きにしていく。時間をかけずパパッと書くことが重要。これをラピッドロギングと呼ぶ。

デイリーログの箇条書き。ドットの左側の記号がノート術のキーポイント。*は重要、○はイベント(予定)、×は済を示す。

もうひとつの重要なポイントは、書く内容を仕事関係、プライベート関係などいちいち分けず、すべてのトピックを1冊にまとめること。「必要な情報はすべてこの1冊に入っている」ことが重要なのだ。

ノートの始めのページにインデックスを作るのもバレットジャーナルのキーポイント。目次を作るから、複数のトピックを1冊のノートにまとめられるのだ。

何冊ものノートやメモ帳、アプリやクラウドを併用して情報管理している読者が多いと思う。仕事のプロジェクトごとに分けている人も多いだろう。すべて1冊にまとめるなんてことが可能なのか? 発案者のライダー・キャロル氏に聞こう。

後編に続く

取材・文/佐藤恵菜

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