世界の携帯電話の普及率は?
今から19年前の2000年時点では、世界の携帯電話普及率は12.1%でした。主に日本をはじめとする先進諸国の携帯電話普及率は5割を超えていましたが、一方で新興国では、全体の約3割以下の人々しか携帯電話を持っていませんでした。
しかし2013年になると新興国を中心に、全体の普及率は爆発的に伸び、94.4%まで達しています。この急激な数値の伸びの背景には、新興国における「リープフロッグ現象」にあります。リープフロッグ現象とは、既存の社会インフラや設備が整っていない新興国に多く見られる現象で、従来の段階を踏まずに一気に飛び越えて、技術やインフラ設備が発展することです。
【参照】総務省平成27年版 情報通信白書
世界の携帯電話契約者数ランキング
世界の「携帯電話契約者数ランキング」は以下の通りです。日本は7位という結果でした。やはり人口が多い国がトップ10入りを果たしているようです。データは2017年のものです。
1位 中国 14億6988万2500人
2位 インド 11億6890万2277人
3位 インドネシア 4億3519万3605人
4位 米国 3億9160万人
5位 ブラジル 2億3648万8548人
6位 ロシア 2億2729万9663人
7位 日本 1億7278万9990人
8位 バングラディッシュ 1億5094万5000人
9位 ナイジェリア 1億4492万0170人
10位 パキスタン 1億4452万5637人
【参照】国際電気通信連合(ITU)