【2:30経過】
4、器に入れた茶碗蒸しに軽くラップを被せてレンジにかける。今回は500wで2:00~2:30で様子見しました。
★POINT
電子レンジは同じ出力設定であっても使用年数などにより出力差が出るので、一概には同様に仕上がるとは言えません。なので、今回の場合は2分を超えたあたりから少しづつ中を確認し、追加過熱して調整しましょう。もっと出力を落とせるレンジであれば、ラストは300wぐらいに落として微調整するといいでしょう。
器を傾けて、固まっていれば完成です!
【5:00経過】
いかがでしょうか。出汁の香りがふわっと立ち、口の中に入れるとフワトロに仕上がっています。火の通り具合は蒸すよりもレンジのほうが当然粗くなってしまいますが、味は絶品! 遜色なしです! 自宅で簡単に作るにはこれで十分でしょう。日本酒か焼酎で合わせたいですよね~! ぜひ、お試しください。それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~茶碗蒸しの起源は卓袱(しっぽく)料理~
茶碗蒸しの起源は1600年代の長崎であると言われている。当時の長崎は出島から外国の文化が入り込んでおり、その中で中国、オランダ、そして日本の文化が交じり合った卓袱料理というものが生まれる。その卓袱料理の中で出されていた一品が、茶碗蒸しなのだ。ちなみに、卓袱料理が発祥で他に有名なのは豚の角煮である。
文/ムッシュ・フジタ