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携帯電話の名義変更って、面倒くさいですよね。
携帯電話のキャリアショップは混んでいることが多いし、やっと自分の番が回ってきたと思ったら、必要書類などが不足していて、1度の来店で手続きできなかったり、譲渡する本人が来店しないと名義変更できなかったり……。
今回はそんな「面倒くさい」を事前に解消していただくべく、ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア別に携帯電話の名義変更に必要な書類などをまとめました。
子供の進学、独立。結婚、離婚。契約者の逝去など、これから携帯電話の名義変更をされる方は参考にしてください。
携帯電話の名義変更に必要な書類 ドコモ編
まずはドコモの名義変更に必要な書類を紹介します。
はじめにドコモの場合、名義変更ができるのはキャリアショップ来店時のみです。お近くのキャリアショップを確認し、可能であれば来店予約をしておくと長い時間待たされることはないでしょう。
またドコモでは、契約者を変更することを「名義変更」といい、名字や名前が変わった際の手続きは「改称」といいます。加えて、契約者本人が逝去され、その契約を引き継ぐ場合は「承継」といいます。
名義変更に際し掛かる費用は2,200~3,850円(税込)ですが、家族内(三親等以内)の名義変更であれば、無料で行えます。
ドコモで名義変更する場合は、来店する人のパターン(現契約者と新規契約者、現契約者のみ、新規契約者のみ、第三者)によって必要書類が変わってきますが、まずは4パターンに共通して必要な書類の一覧から紹介します。
「共通必要書類」
・現契約者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)※コピー不可
・新規契約者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)※コピー不可
・新規契約者のキャッシュカードまたはクレジットカード
上記本人確認書類が用意できない場合は、以下にアクセスして入手しましょう。
子供が進学・独立した際のドコモの携帯電話名義変更
ドコモユーザーの方向け。お子さんの進学、独立に際し携帯電話の名義変更の方法と必要書類を紹介します。
〇親子揃って来店する場合
・上記の「共通必要書類」一式のみでOKです。
〇子供だけで来店する場合に必要な書類
・上記「共通必要書類」一式
・親からの委任状
〇親だけで来店する場合に必要な書類
・上記「共通必要書類」一式
・子からの委任状
〇第三者(代理人)が来店する場合に必要な書類
・上記「共通必要書類」一式
・第三者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)※コピー不可
・親からの委任状
・子からの委任状
なお委任状は店頭でも貰えますが、下記からダウンロード可能です。
結婚した際のドコモの携帯電話名義変更
上記でも紹介した通り、結婚に際し、名字が変わった場合は「名義変更」ではなく「改称」の手続きが必要となります。もちろん、現在の契約名義を変更することも可能です。
改称に必要な書類は、以下の通りです。
・改称の事実がわかる戸籍謄本・抄本や新しい名前が記載されている運転免許証、健康保険証(それぞれ有効期限内のもの)、「マイナンバー」の印字がない住民票(発行日より3か月以内のもの)など
改称の手続きは、来店は必須ではありません。スマホやパソコンからでも改称手続きは可能です。詳しくは以下をご覧ください。
離婚した際のドコモの携帯電話名義変更
基本的な流れは「子供が進学・独立した際のドコモの携帯電話名義変更」と同じですが、名義変更にかかる費用は家族間のみ無料なため、できることなら離婚前に名義変更することをおすすめします。二人で来店することが難しいようでしたら、委任状を一方に書いてもらい、来店するのが良いでしょう。
契約者が死亡した際のドコモの携帯電話名義変更
契約者が逝去された場合、そのまま契約を解約するか継承するかを選択できます。
〇解約する場合
・死亡の事実が確認できるもの(葬儀の案内状、死亡診断書など)
・ドコモUIMカードまたはドコモe SIMカード(紛失時は契約者本人確認書類(原本)が必要)
・来店する本人の確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
〇承継する場合
・相続関係がわかる書類(戸籍謄本・抄本など(コピー可))
・新たな契約書となる人の本人確認書類(運転免許証など(コピー不可))
・新たな契約者となる人のキャッシュカードかクレジットカード
また、承継後に契約者と利用者が異なる場合は、利用者の本人確認書類も必要です。こちらはコピー可となっています。