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マカオの巨大リゾート施設「スタジオ・シティ」は表も未来だが、舞台裏も未来だった!

2019.04.15

メガソーラーを超えた発電所がIRに!?

『メルコリゾーツ』は地球環境にも優しかった。『スタジオ・シティ』は高層のホテルがあって、その下にはショッピングアーケードやエンターテーメント施設やカジノなどが入る、広大な低層部分があるんですが、その低層部分の屋上をホテルの上から覗いて見ると、これがほとんどソーラーパネル。

もう壮観である!

 ちなみに『シティ・オブ・ドリームス マカオ』の低層部分の屋上も、同じようにソーラーパネルの海となっております!!

もう一回同じことをあえて書きますが、やっぱり壮観!!

 そのソーラーパネルの数は1万8000枚以上。発電能力はといいますと年間で770万kWhだそうでして、一般家庭1500世帯一年間の消費電力量と同じ。26万本の樹木が年間で吸収する二酸化炭素量に相当する6000トン以上の二酸化炭素排出量の削減が期待されているんだそうですが、もうここらまでくると、ワタシのような計算に疎い人間にはよくわからないスケールである。

 ちなみによく聞く言葉に『メガソーラー』ってあるけれど、メガソーラーっていうのは発電量が1000kw以上のソーラー施設のこと。1000k…つまり1000000は1メガだからね。そんな1000kwの発電施設のメガソラーの年間発電量は100万kWhだそうなんで、ここの発電量は770万kWhだから、まぁ低く見積もっても7倍! つまりメルコだけでIR内にメガソーラー7コ持ってるワケですよ!

 いやいやIRっていうのは“統合型リゾート”なんてつって、ホテルに飲食にエンターテーメントに国際会議場、そしてカジノといったいろいろな要素が一つに統合された施設なんだけど、なんと太陽光発電所までも統合されてたとは……。

 さらに環境関係だと、『スタジオ・シティ』と『シティ・オブ・ドリームス マカオ』という二つのIRを結んだり、フェリーターミナルなどにも走っているシャトルバスにも、環境に優しい電気バスを導入していて、その数20台。

充電中! この充電している電力も、一部はソーラーパネルから供給されてるんでしょうなァ。

 ガソリンのバスもを合わせれば百台走ってるそうですが、20台という数はマカオに多数あるIRの中でも一番多いのだった。

 さぁ!! ついに記事はついに今回の目玉部分に突入いたします。そう、カジノのいわゆるセキュリティ監視センターである。デ・ニーロの『カシノ』って映画とかにも出てくるでしょ? カジノ中に配置された監視カメラを一括して見ている部屋ですよ。その部屋に入れていただきました。

その部屋の入口。“SURVEILLANCE”(サーベイランス)ってのは“監視”って意味ですね。

 さぁもうこのドアの奥からは、セキュリティの為、撮影は絶対禁止でございます! 撮影禁止どころか、イラスト解説や詳しい説明も不可! なのであっさり説明しますが、パソコンモニターがずらりと並んだ部屋。

 ザックリいうと、NASAの管制室あるでしょ? 「こちらヒューストン」とかいうところ。あんな感じをイメージしてください。

 そのパソコンモニターには、カジノ全域に設置された監視カメラからの映像が写しだされている。そしてその監視カメラの数が5600台! その5600台からの映像を、三カ月以上のトレーニングを受けたオペレーターが吟味し、不正行為などをチェックし続けている。

 しかし、この監視カメラをモニターするだけではない最新テクノロジーも、この『監察営運中心』にはあったのだった。

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