診てもらいたい医師 1位「説明がしっかりしている」2位「話しやすい」3位「的確なアドバイスをくれる」
病院の医師に対しては、どのような希望を持っている人が多いのでしょうか。
全回答者(1,000名)を対象に、どのような医師に診てもらいたいと思うか尋ねる調査が行われたところ、「説明がしっかりしている」(72.2%)が最も高く、次いで「話しやすい」(64.7%)、「的確なアドバイスをくれる」(62.6%)という結果に。
性年代別にみると、「優しい」は20代女性で54.4%、20代男性で48.0%と、男女とも若い世代で高い傾向となった。50代女性では「的確なアドバイスをくれる」(75.2%)、「経験が豊富」(53.6%)が他の性年代より高い割合に。50代女性は、医師に医療レベルの高さを求めていると考えられる。
受付してもらうならどちらを希望? 「人間」(82%)、「AIロボット」(18%)
病院における手続きやシステムに対しては、どのような希望を持っている人が多いのだろうか。
全回答者(1,000名)を対象に、問診票に回答するなら「用紙への記入」と「タブレットでの入力」のどちらがよいか尋ねる調査が行われたところ、「用紙への記入」が51.0%、「タブレットでの入力」が49.0%とほぼ拮抗する結果となった。
また、受付をしてもらうなら「人間」と「AIロボット」のどちらがよいか尋ねる調査が行われたところ、「人間」が81.8%、「AIロボット」が18.2%という結果に。
AIロボットの受付では、迅速さや正確性などが期待できそうだが、従来通りの生身の人間の受付を希望する人のほうが多いようだ。
さらに、診察をしてもらうなら「長年の経験を積んだ医師」と「豊富なデータが蓄積されたAI」のどちらがよいか尋ねる調査が行われたところ、「長年の経験を積んだ医師」が86.0%、「豊富なデータが蓄積されたAI」が14.0%となり、こちらも人間の医師を希望する人が圧倒的多数となった。
男女別にみると、「豊富なデータが蓄積されたAI」に診察してほしい人は男性19.0%、女性9.0%と、女性と比べて男性のほうが10ポイント高い割合に。
未来の世界で活躍するかもしれない“AI医師”に対する意識では、男女差があるようだ。