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【海外で輝く人】パリファッションウィークで仕事をするのが夢でした

2019.03.17

フランスで年に4回開催される「パリ ファッションウィーク」。イヴ・サンローランやトムブラウンなど、一流ブランドの展示会場で、世界中から集まったバイヤーの対応をする日本人がいる。フランス語がロクに話せなかった彼女が、どうやって「夢の仕事」に就くことができたのか。

VOGUEとファッションショーばかり見ていた幼少期

小さい頃からファッションが大好きで、愛読書は「VOGUE」。テレビではファッションショーばかり見ていました。「いつかファッションウィークに関わる仕事がしたい!」と思い、大学卒業後はファッションに関わる仕事に就きました。アルマーニジャパンでは販売と営業アシスタントを、ロンドンで販売の仕事を。その後、アパレル系の人材派遣会社でコーディネーターとして働きました。どれも業務内容は異なりますが、その時の経験やつながりが、パリで活きることになりました。

フランス語が話せないのになぜフランスにいるの?

2011年に旅行で訪れたスペインで、パリ在住のフランス人男性に出会い、意気投合しました。それが主人です。当時勤めていたのが、まとまった休暇が取りやすい会社だったので、その後の一年間で、6回もパリを訪れました。「楽しそうだな」という軽い気持ちで、2012年ワーキングホリデーのビザを取得し、渡仏しました。パリに来た当初は、フランス語はほとんど話せませんでした。フランス人は自国愛がとっても強いんです。言語も文化の一つなので、フランス語が分からないと話にならない。買い物に行った際に、店員から「フランス語が話せないのになぜフランスにいるの?」と、言われたことがあります。悔しくて泣いたことも、主人に延々愚痴ったこともあります。最初の一年間は語学学校に通い、必死にフランス語の勉強をしました。主人との会話も英語からフランス語にしました。元々言語を学ぶのが好きだったこともあり、フランス語はみるみる上達しました。

イヴ・サンローランとの出会い

2013年、知人から「イヴ・サンローランがファッションウィークの日本人スタッフを探している」と紹介され、面接を受けることになりました。フランス語は日常会話レベルでしたが、これまでファッションの仕事で培った経験と英語力を買われ、採用されました。私の仕事は日系企業のバイヤーにコレクションの説明、販売することです。ファッションウィークが開催される1〜2週間で、世界中からバイヤーが次のシーズンの洋服を買い付けに来ます。伊勢丹や三越など、大手デパートや個人ブティックを含め、30〜50ほどの取引先の対応をします。

イヴ・サンローランの展示会場は、グラン・パレという美術館の中にあります。その歴史的な物々しい雰囲気と、ものすごい人の数に初日は緊張しましたが、それ以上に「この先に楽しい事や、明るい未来があるんだ」というワクワク感の方が大きかったです。仕事自体は日本で経験してきたことと近かったので、無事に初仕事を終えることができました。ファッションウィークで仕事をするのが夢だったので、実際にその場に立つことができて感激しました。イヴ・サンローランの方からも「よくやったね。次回のファッションウィークもお願い」と言ってもらえ、今に至るまで、ずっとイヴ・サンローランの担当をさせていただいています。その後は、トムブラウンや、カルバンクラインコレクションラインなどからも声をかけてもらい、8ブランドとお仕事をさせていただきました。また、そこで出会った日系企業から依頼を受け、通訳やアテンドの仕事もしています。小さい頃からの夢が叶ったのも、今こうして仕事ができているのも、全て人とのご縁のおかげです。

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