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社内コミュニケーションを良好にする「気配り」と「心配り」の違いと実践方法

2019.03.14

社内コミュニケーションがうまくいかないと悩んでいないだろうか? そのコミュニケーションを良好にする一つの方法として、「気配り」と「心配り」がある。それらの意味や効果、実践方法を人材教育コンサルタントに聞いた。

「気配り」と「心配り」の違い

トレノケート株式会社の人材教育コンサルタントの高橋俊樹さんは、「気配り」と「心配り」は似ているようで異なるところがあると話す。

まずは2つの違いから、両者の意味を深めておこう。

「辞書上では、気配りと心配りは類語であるので、ほぼ同じ意味として掲載されています。共通しているのは、気を遣う、手抜かりないように配慮、注意するという点です。しかし『気配りをした』と『心配りをした』とではニュアンスが違います。簡単に言えば、気配りのさらに先にあるのが心配りです」

●気配り

自分が中心。手抜かりがないように気を遣い、注意した上での言動ができること。

●心配り

相手が中心。「相手がこうなったら助かるだろうな」と想像した上で、相手の個々の状況に合わせた言動ができること。

「この気配りと心配りの違いを理解できる良い例があります、気配りのつもりがハラスメントになってしまうというものです。

ある上司が、妊娠した女性部下の体調に気を使って仕事を減らしました。しかし、それは部下本人とっては自分の評価が不当に下げられたように感じ、不満となりました。これはハラスメントに当たります。

この場合、仕事を減らす前に相談するなど『本人がどう思うか?』まで把握できていれば、本人の心まで思いはかった行動になったはずです。この例からもわかる通り、気配りと心配りの一番の差は、受けた相手からの印象です。『そんなことまで考えてくれるんだ!』と相手の心を察することで期待値以上の印象を与えられれば、十分に心配りのある言動だったということになります」

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