なんかおかしい? iPhoneのバッテリーが正しく表示されない場合の対処法
バッテリー表示が正しくないと、充電しているのに100%にならなかったり、残量が残っているのに急にiPhoneがシャットダウンしたりする。こういう現象が発生したら、まずOSを最新バージョンにアップデートしてみよう。OSが最新なら、iPhoneの再起動で改善することもある。
それでも改善しなければ、バッテリーの状態を確認しよう。「設定」アプリを開き、「バッテリー」→「バッテリーの状態」をタップする(画像左)。「最大容量」に示されている数値が80%以上で、そのほかの異常を知らせるメッセージがなければ問題ない(画像右)。それでも、やっぱり表示がおかしいようであれば、サポートに問い合わせてみよう。
iOS12にしてからiPhoneのバッテリー表示がおかしい!?
OSをメジャーアップデート(例えばiOS11→12)すると、バッテリー管理の不具合が起こることがある。この手のトラブルは、マイナーアップデート(例えばiOS12.1.1→12.1.2)で改善することが多いので、積極的に最新版へアップデートすることをおすすめする。
iPhoneのバッテリーの状態は表示の色でわかる
iPhoneのバッテリー表示は、状態が変わると色が変わるようになっている。しっかり覚えて、バッテリーの状態を把握しよう。
iPhoneのバッテリー表示が白(黒)の場合
バッテリー表示を含む、ステータスバーのアイコンが白や黒のときは、通常の状態を示している。白と黒は背景の違いに合わせて反転しているだけで、どちらも同じ意味だ。
iPhoneのバッテリー表示が黄色(オレンジ色)の場合
iPhoneを「低電力モード」にすると、バッテリー表示が黄色(オレンジ色)に切り替わる。
「低電力モード」は、自動ロックやバックグラウンド処理などの一部動作を制限して、バッテリーを長持ちさせる機能。「設定」アプリを開き、「バッテリー」をタップするとオン/オフできる(画像左)。
「低電力モード」のまま充電し、バッテリーが80%を超えると、「低電力モード」は自動的に解除される(画像右)。ちなみに、バッテリー表示のアイコンは、充電中が緑、バッテリー残量が20%以下になると赤に変わる。
【参考】
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる知恵と裏ワザ
iPhone 8のバッテリーを長もちさせるバッテリーケースと節電方法
iPhoneのバッテリー残量が少なくなると通知がある
iPhoneのバッテリー残量が20%以下になると、通知ダイアログが表示される(画像左)。このとき、「低電力モード」をタップすると、「低電力モード」に移行する。「閉じる」をタップしたあと、今度は10%以下になると、再度同じダイアログが表示される(画像右)。
バッテリー状態を確認するのに、便利なパーセント表示だが、モデルによってはすぐに表示させられないこともある。また、アイコンの色による状態の違いなど、バッテリー表示の理解も進んだのではないだろうか。
バッテリーを長持ちさせる「低電力モード」も活用しながら、iPhoneを便利で快適に使いこなしてほしい。
文/ねこリセット