【超没入デバイス】働き方改革推進で、場所を問わずどこでも働ける「テレワーク」が広がる中、2019年には関連サービスや商品がさらに拡大しそうだ。カフェなどの共用スペースでも集中できる、仕事用のノイズキャンセリングヘッドホンがヒットの兆し。またコワーキングスペースはレンタルオフィスだけでなく、異業態にも拡大中で、駅ナカやサウナで働くのも、ごく普通のコトになりそう。一方在宅ワークでは、身だしなみを気にせずテレカンに参加できるツールとして、最近人気の表情を反映できるARアプリが、フィーチャーされるかもしれない。
人の声も消えるノイズキャンセリングで、周囲の音をシャットアウト
どこでも集中して仕事に取り組めるアイテムとして、今注目されているのがノイズキャンセリング機能を備えたヘッドホンなどのデバイス。パナソニックでは視線を遮る機能を備えたユニークなウエアラブル端末を開発中。またマイクロソフトからも、人の声が消せるノイズキャンセリングヘッドホンが発売される予定だ。
パナソニック&Shiftall『WEAR SPACE』
3万5000円(2019年8月以降発売予定)
クラウドファンディングで実施された話題のプロジェクト。パーティションで視界を、ノイキャンヘッドホンで音を遮り、作業に集中できるデバイスだ。
マイクロソフト『Surface ヘッドフォン』
3万6980円(2019年発売予定)
手元のダイヤル操作でノイズキャンセルの度合いを調整できるBluetoothヘッドホン。最長15時間の連続使用が可能。
取材・文/太田百合子