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自衛隊式「フリーザーバッグ収納法」でどこまで荷物を圧縮できるか試してみた!

2018.11.25

この世には「誰かに伝えたい知識」に溢れている。

「これって絶対便利!」と思っていることなのに、なぜかその知識が普及していない。そういう時、我々は歯がゆさを感じてしまう。もちろん、それを無理やり他人に押し付けてはいけないのだが、しかし生活にいい影響をもたらす知識は広く共有されるべきだ。

先日、筆者は自衛隊式靴磨きについての記事を執筆した。恥ずかしながら陸上自衛隊に筆者がいた期間はかなり短かったが(一応、今でも階級は持っている)、それでも生活に役立つスキルは教わっている。

今回は旅行に役立つ知識を、ひとつ解説していきたい。

フリーザーバッグに1枚ずつ

陸上自衛隊には「行軍」というものがある。

ナポレオンは「我が軍の勝利は、兵隊の足によってもたらされた」と語ったが、それは自衛隊でも変わらない。荷物と小銃を背負った状態で数十kmを歩く。それができなければ話にならない。

行軍の際、自衛官は背嚢すなわちバックパックを担ぐ。このバックパックには数日分の着替えを入れる。戦闘服はさることながら、Tシャツや下着も欠かせない。それらをパック詰めにして収める。

ここで言うパック詰めとは、食品などを保存するのに使うフリーザーバッグで下着の1枚1枚に至るまで小分けをするという意味だ。

写真の製品はダイソーで売っているものだが、本当は二重のジッパーを持ったジップロックがベストである。

これにまずは下着を入れるのだが、パンツが5枚あるとしたらフリーザーバッグも5枚用意する。もし1枚のフリーザーバッグに複数枚の下着を入れたら、パックが破けた時にそこから水漏れしてしまうからだ。

こう書くと現役の自衛官に怒られるかもしれないが、自衛隊の仕事とは「汚れること」と「濡れること」である。

基本、自衛官は傘というものを差さない。レインコートは着るが、心構えとして「雨が降ったら濡れるもの」ということを共有している。当然、雨が降ればバックパックもずぶ濡れだ。しかしその中身は決して濡らしてはいけない。

パンツを1枚単位で小分けするのだから、靴下も同様である。こちらも1組単位でパッキングしてしまう。
これを旅行に応用すれば、荷物の整理が格段にスムーズになる。たとえばフリーザーバッグの表面にマジックで「普段着」、「パーティーの日に履く靴下」と書けば、一目でその内容を把握し取り出すこともできる。

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