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スマホの充電は毎日何気なく行う人がほとんどだと思います。しかし、充電する時のバッテリーへの負荷、充電するタイミング、やってはいけないことなど、充電について考えたことがあるでしょうか。
バッテリーは消耗品ですが、使い方が粗いと寿命が短くなることもあります。今回はスマホの充電のタイミングや、充電を長持ちさせる方法について紹介します。
スマホの充電は残量何%からするべき?
スマホのバッテリーはどのタイミングで充電するのがいいのでしょうか。バッテリーに負担をかけないために、0%になるまで放電して、使い切るべきという話を聞いたことがある人も多いかと思います。
今回は、iPhoneとAndroidスマホの充電した方がいいタイミングについてご紹介します。
iphoneはどのタイミングで充電すべき?
iPhoneはリチウムイオンバッテリーが使用されており、再充電の前に電力を完全に使いきらなくても大丈夫とされています。
【参考】Apple なぜリチウムイオンなのか?「充電をもっと簡単に。」
iphoneのバッテリー寿命を延ばすなら「バッテリー充電の最適化」を
iOS 13以降には、「バッテリー充電の最適化」というバッテリーの劣化を軽減し、寿命を延ばしてくれる機能があります。
今回は、iPhone 15にて手順を説明します。
[①]iPhone本体の設定を開いて、〝バッテリー〟を選択。〝バッテリーの状態と充電〟をタップします。
[②]〝充電の最適化〟を選んだあと、〝バッテリー充電の最適化〟にチェックを入れて完了です。
【参考】Apple iphoneの「バッテリー充電の最適化」について
Androidスマホはどのタイミングで充電すべき?
Androidスマホは電池残量がゼロになるまで完全に使いきり、電池残量ゼロの状態からフル充電する必要はありません。
時々、電池を10%以下まで使ってから一晩で完全に充電すれば、バッテリーを長持ちさせやすくなります。
【参考】Androidヘルプ Androidデバイスの電池を長持ちさせる
スマホのバッテリーは80%の充電が目安?
例えば、iPhoneはバッテリーにリチウムイオンを利用しています。そして、バッテリー容量の80%までは高速充電し、以降は低速の〝トリクル充電〟と呼ばれる方式に切り替わります。
ただし、推奨されるバッテリー温度を超えた場合は、ソフトウエアが80%以上の充電を制限する場合もありますそのため、〝バッテリー充電は80%までに抑えた方がいい〟とされる根拠のひとつになっています。
【参考】バッテリー – なぜリチウムイオンなのか? – Apple(日本)
スマホの継ぎ足し充電をしてはいけない?
バッテリーは使った電気の量だけ劣化します。今日50%充電して明日に改めて50%充電しても、空まで電池を使い切り、明日に100%充電しても、劣化の違いに差はあまり無いようです。
【参考】どのくらいのペースで充電すればいいの?|パナソニック
スマホの充電を長持ちさせるコツ
スマホのバッテリーを長持ちさせる方法は、最新のバージョンにアップデートや設定の最適化するなど、いくつかあります。
iphoneの充電を長持ちさせるコツ①アップデートする
今使用しているiPhoneが最新のソフトウェアにアップデートされているかを確認しましょう。
[①]iPhone本体の〝設定〟を開いて、〝一般〟を選択。〝ソフトウェアアップデート〟をタップします。
[②]ここでアップデートできるかどうか確認ができます。
iphoneの充電を長持ちさせるコツ②画面の明るさ調整
画面の明るさを落とす、または明るさの自動調整をオンにすることで、バッテリーの使用量を減らすことが可能になります。
画面の明るさを落とす
画面左上を下にスライドすると、コントールセンターが開きます。こちらにて画面の明るさを手動で調整できます。
画面の明るさを自動調整する
明るさの自動調整を設定することで、周囲の明るさに合わせて自動的に調整してくれます。
[①]iPhone本体の〝設定〟を開いて、〝アクセシビリティ〟をタップします。
〝画面表示とテキストサイズ〟を選びます。
[②]〝明るさの自動調整〟をオンにして完了です。
iphoneの充電を長持ちさせるコツ③低電力モードにする
低電力モードはiOS 9にて追加された機能で、バッテリー残量が少なくなってきた時に、バッテリー駆動時間を短くしてくれます。
iPhone本体の〝設定〟を開いて〝バッテリー〟を選択。〝低電力モード〟にチェックを入れて完了です。
iphoneの充電を長持ちさせるコツ④バッテリーの使用状況を確認
iphone本体の設定を開いて、〝バッテリー〟を選択します。
ここでバッテリーの割合を確認することで、バッテリー駆動時間をより細かく管理ができます。
Androidスマホの充電を長持ちさせるには?
Androidヘルプでは、デバイスの電池寿命を延ばして充電を長持ちさせる方法として以下の対策を推奨しています。
・すぐに画面がオフになる設定にする
・画面の明るさを下げる
・画面の明るさの設定を自動調整にする
・キー操作音やバイブレーションをオフにする
・バッテリー消費量が多いアプリを制限する
・自動調整バッテリーをオンにする
・不要なアカウントを削除
・ダークモードをオンにする
これらの設定を変更する方法は、デバイスのメーカーによって異なります。変更方法はこちらよりご確認ください。
【参考】Androidヘルプ Androidデバイスの電池を長持ちさせる
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※データは2024年3月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/三浦修靖