スマホのカメラは、レンズが2個、3個、4個と増加傾向にあります。広角&望遠、カラー&モノクロ、広角&超望遠など、いろんな組み合わせで搭載されています。しかし一方で、レンズが1つだけのシングルカメラでも高画質を追求しているモデルも登場してきました。
今回は、背面のメインカメラがレンズ1個でも高画質をアピールしている「iPhone XR」「Xperia XZ3」「Google Pixel 3 XL」をピックアップ。実際に撮った写真をチェックしてみました。
左から、SIMフリー版Google Pixel 3 XL(6.3インチ)、SIMフリー版iPhone XR(6.1インチ)、ドコモ版Xperia XZ3(6インチ)。背面にカメラのレンズは1つだけ。
まずは基本スペックを確認します。アウトカメラの画素数が最も多いのはXperia XZ3の1920万画素。iPhone XRとPixel 3 XLはF値が小さく明るいレンズを採用しています。ただ、Xperiaは自撮り用のフロントカメラのF値が1.9です。また、Pixel 3 XLはフロントが広角&標準のデュアルカメラとなります。
晴れと曇りの日の風景
まず、アウトカメラで風景を撮ってみました。都合上、撮影日が晴れの日と、小雨も混じる曇りの日の2日間になったのですが、晴れの日はもちろん、曇りの日も非常に明るく撮れています。特に曇りの日は実際の印象より明るく撮れました。曇り空の色が、iPhone、Pixelの2機種はほんのり青く、Xperiaは真っ白に写っていますが、実際はグレーに近い暗い空でした。晴れの日も、この2機種の空の青は濃いです。iPhoneとPixelは、空は青いという認識が強いのかもしれません。
空は実際よりも青く鮮やかに撮れます。
次の写真は、時折小雨も混じる曇天で撮ったものしたが、そうとは思えない明るさ、きれいさです。iPhoneとPixelの空はほんのり青く、Xperiaは白く撮れました。どれがお好みでしょうか。