DIME MAGAZINE
iPhone 8のバッテリー持ちをコントロールする
iPhoneに限らず、スマホやノートパソコンは、バッテリー切れを起こすと役立たずのガラクタになり下がる。すぐに充電できる環境にないときは、電力消費の大きい機能を使わないようにしてみよう。
例えばスマホなら、位置情報を使うアプリなどが代表的だ。たったこれだけでも、バッテリーのみで駆動できる時間を延ばすことができる。
iPhone 8のバッテリー持ちが悪いときの解消方法
iPhoneを長い間使っていると、だんだんバッテリーが劣化し、フル充電しても使える時間が短くなる。劣化したバッテリーは直すことはできず、新しいものに交換するしかない。
【参考】
iPhoneのバッテリーの交換方法と寿命を伸ばすコツ
まだまだ使えるiPhone 8！でもバッテリーの状態は大丈夫？
バッテリーが劣化していない新品なのに、バッテリーの消耗が激しい場合は、特定のアプリが原因となっている可能性がある。設定からバッテリーをタップし、画面を下にスクロールさせると、「App毎のバッテリー使用状況」が表示される。これを参考に、バッテリー消費の大きいアプリの使用を控えてみよう。アプリを操作していなくても、自動的に通信したり音楽を再生したりする「バックグラウンド処理」を無効にするのも、バッテリー消費の節約に役立つ。
iPhone 8でバッテリー持ちをよくするには？
アプリを使わない以外に、バッテリー持ちをよくするためには、どんな方法があるだろうか？ 以下に3つの方法をご紹介する。
【画面の明るさを調整する】
画面が明るいと、バッテリーの消費が早くなる。画面の明るさは、コントロールセンターを開き、明るさのスライダを下にドラッグすれば落とせる（画像左）。
それ以外にも、明るさの自動調節機能を使うと、周囲の明るさに合わせて画面の明るさを自動調整してくれる。この機能を有効にするには、「設定」アプリを起動し、「一般」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイ調整」の順に選択して、「明るさの自動調節」をオンにすればいい（画像右）。
【Wi-Fiを使う】
Wi-Fi接続は、携帯電話ネットワークよりもバッテリー消費が少なくて済む。Wi-Fiをオンにしておくと、Wi-Fiネットワークを利用可能な場合、自動的にWi-Fiに切り替わる。この機能を有効にするには、「設定」アプリで「Wi-Fi」を選択し、「Wi-Fi」をオンにすればいい。
【低電力モードを有効にする】
低電力モードに切り替えて、iPhoneの機能の一部を制限すると、バッテリー持ちを飛躍的に延ばせる。低電力モードは、「設定」アプリで「バッテリー」を選択し、「低電力モード」をオンにすると有効になる。
バッテリー残量が20%になると、通知ダイアログが表示され、低電力モードを勧められる。さらに10%まで下がったときにも、同様の通知ダイアログが表示される。すぐに充電できる環境にないなら、このタイミングで低電力モードに切り替えておくといいだろう。
バッテリー切れ対策として有効なのは、やはり持ち歩けるバッテリーを用意すること。そして、充電が困難な状況なら、設定次第でバッテリーの持ちをよくすることができる方法をご紹介した。
いまやスマホは、一番身近なウェアラブルデバイスだけに、バッテリー切れで困ることがないように、この記事を読んで知識を身に着けておこう。
取材・文／ねこリセット
最新号
