iPhoneのヘルスケアを体重計と連携する
最近では、Bluetoothで体重データをアプリに転送できる体重計も登場している。ダイエットをしている方に限らず、日々の体重の変化を知ることは健康維持に欠かせない。もちろん、ヘルスケアに体重を手入力することも可能だ。
「毎日記録をつけるのは面倒」という方でも、簡単にデータを転送できる体重計を活用すれば長続きしやすいだろう。iPhoneのヘルスケアアプリで、日々の体重変化を観察しよう。
iPhoneのヘルスケアで睡眠も管理
健康維持には、十分な睡眠・質の良い睡眠も重要だ。iPhoneのヘルスケアを活用すれば、簡単に自身の睡眠(入眠・起床)時間・睡眠の質を把握することもできる。
ヘルスケア同様、はじめからiPhoneにインストールされている時計アプリで「ベッドタイム」を設定すると、ヘルスケアに睡眠時間が記録されるようになる。ベッドタイムの設定方法は、以下の記事を参考にしてほしい。
【参考】iPhoneの睡眠管理機能使ってる?「ベッドタイム」と「Night Shift」の便利な使い方
iPhoneのヘルスケアで「睡眠の質」を管理する方法
ベッドタイムの設定により睡眠時間を管理することに加えて、他のアプリを使用すれば「睡眠の質」を測ることも可能だ。
例えば、おすすめAppに表示される「Sleep Cycle alarm clock(無料)」では、睡眠中の音声をもとに睡眠の質を分析・記録してくれる。さらに、浅い眠りの時にアラームがなるように設定することもできるため、朝の寝起きも良くなる。筆者もこのアプリを利用しているが、睡眠中の状態を知ることができる、なかなか面白いアプリである。
iPhoneのヘルスケアで自転車のアクティビティ・走行距離を記録
「毎日会社まで自転車で通勤している」「休日は自転車でアクティビティを楽しむ」という方にも、ヘルスケアアプリはおすすめできる。
ヘルスケアアプリのアクティビティでは、自転車の走行距離を計測することが可能だ。ただし、自転車の走行距離を計測するためには、他のアプリとの連携が必要。「アクティビティ>自転車の走行距離」と進み、画面を下にスクロールさせると、連携できるおすすめのアプリが表示されるので、そこからお気に入りのアプリを見つけダウンロードしてみよう。
iPhoneのヘルスケアで生理も管理?
ヘルスケアアプリでは、「月経」「性行為」「基礎体温」なども記録できる。男性である筆者には、その使い心地まではレポートできないが、他のアプリを連携させることで、生理日予測など女性が気になる部分を把握しやすくなるようだ。
無料アプリ「Flo–生理サイクル周期と排卵日カレンダー」では、ヘルスケアとの連携により、アプリ内に歩数を表示させることも可能。
ヘルスケアには、妊活中の女性にも活用できる機能が多いかもしれない。ぜひ、いろいろな機能を試してみてほしい。
日本人の多くが、何からし健康に対する不安を抱き生活を送っている。日々の忙しさに追われると、健康管理にまでなかなか気が回らないものだ。
今回紹介したヘルスケアアプリには、まだまだ多くの機能が用意されている。毎日触れているiPhoneを健康管理のツールに活用すれば、もう少し健康管理が身近な存在になるかもしれない。
運動・食事・睡眠など、自分が気にかけたい部分をヘルスケアで管理し、徹底的に健康維持に活用してみてはどうだろうか。ヘルスケアに連携できるiOSアプリも増えている。自分だけのヘルスケアの使い方を見つけてほしい。
取材・文/久我裕紀