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社員の猛反発も!?人事評価制度から働き方改革の成果を出した企業事例3選

2018.11.12

3.土台作りとコンピテンシー項目の見直しで14%の給与アップ!

給与アップ実現部門で表彰された株式会社ラブ・ラボは、香川県高松市に本社を構える、衣料・雑貨の小売・卸売、衣料品のプリントサービスなどを手掛ける会社だ。

かつて社長に一任で、目標・達成基準があいまいだった人事評価制度から脱却。新しい人事評価制度を導入したことで、営業利益が前年21%アップ、評価結果を厳密に報酬に反映したことで、評価対象社員の給与が前年14%アップにつながった。さらに労働時間あたりの売上生産性も上がったそうだ。

成果につながった要因として、急に新しい人事評価制度を導入することはせず、まずは評価制度を運用するための体制・サイクル・環境といった土台づくりに注力したことを挙げている。また評価項目のうち、業務に直結しないコンピテンシー項目(※)について、わかりやすく明確な評価基準を設け、シンプルにするなどして設計し直したことで、適切で明確なコンピテンシー項目となり、個人パフォーマンスの向上に寄与したのではないかという。

※コンピテンシー:あしたのチームの「ゼッタイ!評価」におけるコンピテンシーとは、高い業績や成果を上げている従業員の行動思考・行動特性のことを指す。
具体的には、自己の成熟性、変化行動・意思決定、対人(顧客)・営業活動、チームワーク、業務遂行、戦略・思考、情報活用、マネージメントのこと。

いずれも人事評価制度導入を通じて、社員の意識が一変し、生産性が高まった事例である。評価のされ方が変わったことによる各人のモチベーションアップはもちろんのこと、社員と評価者のコミュニケーションや目標の共有といったことによる効果も大きいようだ。

【取材協力】
株式会社あしたのチーム
中小企業の働き方改革を実現する人事評価制度を提供している。導入社数は1500社超。2018年10月よりテレビCMも放映中。
https://www.ashita-team.com/

取材・文/石原亜香利

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