小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

同じ部署に長く在籍する人の共通項

2014.05.07

 4月1日付けで人事異動が行なわれた会社は多いだろう。それから、1か月以上が過ぎた。職場では少しずつ落ち着きを取り戻しつつあるタイミングだ。周囲を見渡してみると、異動せず、部署に長く残っている人がいることに気づかないだろうか。ほとんどの社員が数年で異動するのに、なぜか長く残っている人。長年、様々な企業の取材を続けてきた私の経験では、それにはいくつかの理由が考えられる。今回は、その主なものを5つ挙げてみたい。同じ部署に長く居続けることが、その人のキャリア形成にとっていいのか、悪いのかは、様々な考えがある。ただ、こういう人たちの“姿勢”には、学ぶものがたくさんあるということに気づいてほしい。

1.上司との関係が良好

 上司との人間関係がある程度よくないと、その部署に長く居続けることは難しい。激しい確執がある場合は、他の社員よりも長く残ることは不可能に近い。「上司のことは関係ない。仕事で高い実績を残せば、認められる」と反論したくなる思いもわからないでもない。だが、実績が高い人が高い評価を受けるとは限らないのが人事の評価だ。大多数の会社では、人事評価は相対的につけられる。大学の受験とは大きく異なる。ましてや、査定評価をつけるのは、あくまで上司。上司の心証を害すれば、低い評価を受けるのは当然のことだ。

2.“代わりがいない”仕事をしている

 その人がいなくなると、職場がスムーズに動かくなる場合も、部署に長く残る可能性が高い。例えば、特別のスキルやノウハウを持っていて、それらが仕事に十分に生きているとなると、部署への貢献度は高い。しかも、他の社員がそのスキルやノウハウを持っていない場合は、貢献度は一段と高いものとなる。その人の代わりがいない以上、他部署へ異動をさせることは難しくなる。ただし、大前提として、そのスキルやノウハウに希少価値があり、それがないと部署が動かないほどに重要であることが必要だ。ありふれたスキルやノウハウでは、組織の中ではあまり存在感があるとはいえない。

サムネイル

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。