使用前の準備として、安全バルブを外し、水を最大1?(最低使用給水量は0.5?)入れる。安全バルブを閉めて、スイッチを入れると、ヒーターが加熱を始める。加熱中はヒーターランプが点灯。約6分後(水温によって時間は異なる)に加熱が終了するとヒーターランプが消えるので、使用が可能になる。
手元のボタンで「ロック」「スチーム弱」「スチーム強」の3段階に切り替わる。スチームレバーを握るとスチームが出るが、使い始めはお湯が出るので、レバーを握ってしっかりとスチームが出る状態になってから、ロックモードにしてアタッチメントを装着するようにする。スチームが吐出するときは100度近い高温なので、使わないときやアクセサリーを交換するときは、必ずロックをすることを忘れずに。
手始めに、昨年末の大掃除以来放置していたガスレンジ周りで検証してみた。油汚れとホコリが混じって拭き掃除だけでは落としにくい場所だ。サッシ、ガスレンジ、換気扇、タイルのカビなどには、ノズルヘッド+ブラシのアクセサリーを使う。
掃除をする対象物を傷つけないように、ブラシの上からクロスを巻き付けるのがベスト。付属のクロスだと短いため、うまく巻きつけないとスチームが手元に流れて、やけどをする可能性もあるので、フェイスタオル(薄手の方がいい)ぐらいの、長いものを巻き付けた方が、操作がしやすく安全だと感じた。ブラシの部分にタオルを被せてねじり、タオルの先を片手で持ちながら操作すると、スムーズにできた。クロスの巻き方は、事故防止のためにも事前に個々で調整した方がいいかもしれない。