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30歳で頭角を現す人の特徴

2015.08.04

 会社で、30歳で早くも頭角を現す人がいる。例えば、同世代の中でいち早く管理職に就いたり、大きな仕事を任せられたりする人たちである。取材を通して観察していると、この人たちには、一定の共通項があることに気づく。今回は、それらを紹介したい。

1.キャリアが一貫している

 30歳になり、頭角を現す人は22?23歳で新卒として希望の会社に入り、順調にキャリアを積み重ねてきた人が多い。さしたる理由もなく、明確なプランもなく、数年ごとに次々と転職を繰り返し、それぞれの職場で違う仕事をしてきた人より、はるかに仕事のレベルが高い。

 例えば、AとBの2人の社員がいるとする。ともに22歳で社会人になり、Aはテレビ局に入り、30歳まで番組制作の仕事をした。一方で、Bはテレビ局に入り、最初は番組制作に関わっていたが、数年後に転職し、広告代理店で営業の仕事に携わる。さらに数年後、IT系企業に移り、データシステムを構築する仕事をしている。

 こうして見ると、Bのほうが様々なキャリアを積んで経験豊富なように見えるが、30歳の時点では、Aのほうに軍配が上がる可能性が高い。番組制作という1つの仕事に10年近く関わっただけに、知識もノウハウもスキルも十分だ。30歳で頭角を現すタイプの人の特徴のひとつが、キャリアがぶれることなく、一貫していることだ。転職そのものが問題ではなく、キャリアに一貫性があるか否かが問われるのだ。

2.深い思考力

 30歳まで一貫して1つの仕事に関わったとしても、ただ漫然と取り組んできたとしたら、問題がある。本来なら、仕事はできるだけ早く覚え、可能な限り、その質を上げていかなければならない。そのためには、機会あるごとに「どうすれば、もっとよくなるのか」と考えることが必要になる。

 多くの人の場合、多少は考えるものの、深く考え抜くことをしない。「もう、これくらいでいいだろう」と思考を停止してしまう。ところが、30歳で頭角を現す人は、20代前半の頃から、常に「どうするべきか」と考える習慣を身についている。決して、考えることを止めなかったのだ。その蓄積によって、30歳でハイレベルな仕事をできるようになるというわけだ。

3.適性がある

 30歳で頭角を現す人は、そもそも、その仕事に向いている可能性が高い。20代前半ですんなり、希望する仕事に就くことができたのも、適正があると判断されたからだ。新卒時の採用試験の面接官たちも、「この人なら、なんとか大丈夫だろう」などと思ったはずだ。入社後も、同世代の社員と比べて、仕事を素早く覚え、スムーズに30歳を迎えたのではないだろうか。適性があるからこそ、大きな問題もなく、成長することができたのだ。

 30歳で頭角を現すことができない人は、20代の時に多くの苦労をしたはずだ。例えば、上司や先輩、同僚らと人間関係のトラブルがあったり、仕事を覚えようとしても、時間がかかったのではないだろうか。同世代の社員と比べると、ミスも多く、上司などから信用されていなかったのではないだろうか。もちろん、これは悪いことではない。どんな仕事でもトラブルやミスは付き物だし、それを乗り越えて成長していくものだ。だが、厳しい見方をすると、トラブルやミスが多発する人は、その仕事への適性がないのかもしれない。

30歳で頭角を現す人の特徴

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