耳型の採取体験が不思議で面白い
オーダーメイド耳栓を作るお店は、日本でもここだけだ。では、どのような方法で耳型を採取しているのか。今度は広報戦略室長の松田さんに連れられ、地下に併設されている「リスニングラボ」に案内してもらった。
清潔感あふれる店内はクリニックのような雰囲気が漂う。
この場所で耳型を採取する。採取を行うスタッフは、医療類似行為ができる認定補聴器技能者の資格を持っている。
まずは耳が健康な状態かどうか、出血や外耳炎などをチェック。耳に異常がある場合、オーダーメイド耳栓を使用すると症状が悪化する可能性もあるからだ。もし異常があれば、e☆イヤホンが提携する耳鼻科を紹介してくれる。どうやら筆者の耳は問題なかったらしい。この他いくつか注意点を受け、ついに耳にシリコン材を注入!
「うぅ~……おぉ~!」
思わず声をあげる筆者。はじめは違和感があったものの、そのうち気持ち良くなってきた(筆者は変態ではない)。耳にフタをする体験はちょっと面白い。
シリコン注入後、固まるまで十数分待機。そして……。
できた!!!筆者の耳型だ!自分の耳ってこんな形をしていたのか……。そんな発見も含めてなんだか感慨深い。
この耳型を上階の専門店に持ち込んで制作を依頼。1週間ほどで自分だけの「mimibuta」が出来上がるそうだ。ここまでの作業も含めて1万1000円~1万3000円は安いかも。この体験は誰かに自慢したくなる。