高い遮音性を実現したビジネスマン向け『mimibuta Silent』
「mimibuta」には4つの種類がある。その中でも我々ビジネスマンにオススメなのが『mimibuta Silent』(1万1000円税込)だ。
この耳栓は柔らかい樹脂素材を使用しており、体温で形が微妙に変化するので耳にフィットしやすい。さらに柔らかい素材は低音域をカットしやすいので、高い遮音性を実現。これを身につければ雑音とかけ離れた世界に行けるだろう。
さらに「mimibuta」はもう3種類ある。
【mimibuta LIVE!(1万3000円税込)】
爆音が長時間流れるアーティストのライブに行くときは、このモデルがオススメ。爆音をカットし、適度な音量で楽曲を聴ける。
【mimibuta STUDIO!(1万3000円税込)】
こちらはスタジオミュージシャンにオススメ。「mimibuta LIVE!」と同様、耳に刺さる中域帯に加えて、高音域もカットしてくれる。
【mimibuta STUDY!(1万1000円税込)】
その名の通り、勉強で集中したいときにオススメだ。これからの時期、受験生にもってこいの一品。
しかし同じ製品なのに、なぜそれぞれ遮音性が違うのだろう。菊山さんがサンプルを持ち出してその秘密を見せてくれた。
「これらのモデルには中に音響フィルターが入っており、特定の音域を聞こえやすくし、それ以外の音をカットする工夫がされています。耳栓は雑音をシャットアウトするだけでなく、聞きたい音を適切な範囲で楽しむという役割もあります」
耳栓は、耳を守るための道具。“雑音をシャットアウト”というより“聞きたくない音の調整役”というイメージだろうか。ちなみに最初の「Silent」モデルはフィルターが入っておらず、周囲の音をまんべんなくカットしてくれる。
さらにフィルター入りの3種類は、好きな形にカスタムできる。菊山さんが分類して解説してくれた。
「CICタイプは、耳の穴にズボッと入る目立たないタイプです。一方、カナルタイプはCICよりも大きいので、着脱が簡単です。装着感もしっかりしています。目立たない方か、着脱が簡単な方か、お客様の好みに分かれる印象ですね。
これら3種類はアクリル素材を使用しているので、耳栓として固めです。固い素材は高音域をカットしやすいメリットもあります」
なるほど。ちなみに「mimibuta」はどんな層が買っていくのか。
「主にライブを楽しんだり演奏したりする音楽好きが多いですね。それと同じくらいの数で、女性も購入されます。女性は体質的に聴力が敏感なので、結果的にオーダーメイド耳栓にたどりつくようです」
菊山さんは、今後は多くのビジネスマンにも利用してほしい、と笑顔でしめくくった。