近年はAIの発展が急激に進み、家電も目覚ましく進化している。その中で、より未来を感じられるとして話題になっているのが「スマートスピーカー」だ。
各社がスマートスピーカーを発売している中、やはり有名なのがCMでもおなじみの「Google Home」。でも、どんなことができるのか、いまいちわかっていない人も多いのではないだろうか? 流行りモノを買ったはいいけど、いつまでも箱にしまったまま…なんてことが起きないように、「Google Home」でできることを、この記事で解説していこう。
どんなことができるの? Google Homeで具体的にできること一覧
Google Homeの操作は手ではなく、基本的に音声がメインとなる。「OK、Google」と呼びかけるだけでGoogle Homeが起動し、さまざまな命令を実行できるようになるのだ。音楽再生はもちろん、その日のニュースや天気も教えてもらえる。両手がふさがっていても、別のことをしていても、声に出せば操作できるのがありがたい。
では、具体的にどんなことができるのか。日常の中で使えそうなGoogle Homeへの命令をまとめてみた。
・「今日の天気は?」
その日の天気を教えてくれる。日にちを設定して、予報を聞くことも可能。ただし、確認できるのは来週の天気まで。
・「アラームをセットして」
時間を指定し、アラームを設定できる。アラームのほかに、タイマーもセットできる。
・「最新のニュースを教えて」
その日の最新のニュースを教えてくれる。また、アプリのほうでニュースの提供元やカテゴリの追加も可能。
・「○○を買い物リストに追加して」
Google Homeのアプリ内にある買い物リストに、項目を追加してくれる。Google Homeに呼びかけて、買い物リストを確認することも可能。
このほかにも、「今日の予定を教えて」など、まるで専属の秘書のように日常をサポートしてくれるコマンドがたくさんある。日々の生活に上手く活用していきたい。
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注目はやっぱりこの機能! Google Homeで音楽を聞く
スマート「スピーカー」というだけあり、やはりGoogle Homeで注目される機能の1つが「音楽再生」だ。呼びかけるだけで好きな曲を流せるのはもちろん、ここではGoogle Homeで利用できる音楽サービスについて解説したい。
Google Homeでおもに利用できる音楽サービスは、以下の3つだ。
・Google Play Music (月額980円)
・Spotify (プレミアム版 月額980円)
・au うたパス (月額324円) ※auユーザーのみ利用可能
これらのサービスを利用する最大のメリットが、登録されている楽曲が聞き放題になることだ。例えばGoogle Play Musicなら3500万曲、Spotifyなら4000万曲の楽曲が登録されている(いずれも2018年11月現在)。
紹介した3つのサービスは、月額料金を表記したが、いずれも無料で利用可能だ。ただし、無料の場合は広告が表示されたり、スキップができなかったりと、機能がかなり制限されてしまう。自由に曲を聴きたいなら、有料版を利用したほうがいいだろう。
Google Play Musicの無料版は、登録されている楽曲は聴けないが、手持ちの楽曲をアップロードして再生することは可能になっている。最大50000曲まで保存できるので、再生機器のデータ保存容量を圧迫せずに済むのが大きな魅力だ。
このGoogle Play MusicとGoogle Homeの組み合わせでうれしい機能の1つが、アーティストや曲の指定に対応できるところ。例えば「〇〇(アーティスト名)の●●(アルバム名)を再生して」などの細かいオーダーも、Google Home側でしっかり聞き分けて、実行してくれるのだ。
そのほかにも、BluetoothでスマホとGoogle Homeを繋ぐことで、スマホの音楽をGoogle Homeで再生できるようになる。このように、音楽再生におけるさまざまな拡張性が、Google Homeの持つ強みの一端と言えるだろう。