〝真空ひたし〟と〝圧力炊飯〟の合わせ炊きという独自の炊き方で、かまど炊きご飯のおいしさを再現する東芝。新製品は、ニーズの高い炊飯時間の短縮も実現した。
食事の時間帯が異なるファミリーにも◎
東芝『真空圧力IHジャー炊飯器 RC-10ZWM』
オープン価格(実勢価格約13万円)
内釜の中の空気を抜く真空ポンプを一新、ひたし工程での吸水をスピードアップし、炊飯時間の短縮を実現。「かまど名人コース」では、従来機種から約30%時短化、3合・約38分(白米)の炊き上げが可能に。
サイズ:W245×D328×H228mm、約7.2kg
炊飯容量:0.5〜5.5合
炊飯時間:約43分(無洗米・かまど名人コース・おすすめ)
原口 東芝が誇る真空吸水は、他社にない独自技術。お米を浸す際に内釜を真空にし、圧力差でお米の芯までたっぷり吸水させる仕組み。これにより米粒の奥まで熱が伝わり、α化が促進され、甘味がアップするとか。
小池 おねばもしっかりあって、もっちりしている。まさに真空+圧力の賜物ですね。
西條 私は仕事柄、しゃっきりめのご飯に慣れているので、少し軟らかいかなと思いました。
原口 ただ嗜好のトレンドはおいしいご飯=甘味のあるご飯なので、時代に合った炊飯器といえますね。さらにその甘味をよりアップさせる〝甘み炊きコース〟まで用意されているのもスゴい。一方で、真空技術を生かした保温ご飯のおいしさも人気。真空にするので、水分の蒸発が抑えられるんですね。
西條 時短炊飯ができて、保温能力も高い、何よりご飯がもちもち系で食べ応えがあるとなれば、育ち盛りのお子さんがいるとか、食事の時間が違うというファミリーに最適ですね。