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秋の夜長は真空管アンプ作りにチャレンジ!SUNVALLEY「SV-P1616D/多極管仕様」を作ってみた

2018.10.03

●最後に部品をハンダ付けして、電圧を測定

いよいよ抵抗とコンデンサーをハンダ付けすれば完成だ。説明書では配線が省略され、新たに取り付ける部品だけが描かれているためスッキリして見えるが、実際は完成した配線の間をまたは配線と共にハンダ付けする。抵抗の足の曲げ方と長さで枝ぶりがかなり変わってくる。曲げにこだわるなら『リードベンダー』というツールもある。私も持っているが、今回は手曲げなので参考にはならない。

配線よりも部品の方がハンダ不良になりやすい気がする。それどころかヘタするとハンダ付けを忘れていることもある。以前、これで抵抗から火が出て300Bを1本ダメにした。また線材と違って足を切りすぎると、新しいのやり直しが効かないので慎重に。何度も足を曲げると金属疲労でポロリと切断されるのにも注意。

完成したら、ブロアなどで配線のカスなどを取り除き、コーヒーでも入れて心を落ち着けて配線図と照らし合わせて配線ミスがないかどうかチェックしよう。その後、真空管を挿して所定の電圧が出ているかどうかをテスターで測定する。プレート回路には400V以上が流れているので感電に注意する。テスターの赤棒は先端以外絶縁する。手には軍手かゴム手袋で、両手同時に部品やシャーシに触れないようする。

普段は小皿に分けているが、今回は発泡スチロールに抵抗を挿して振り分け。こちらの方が取りやすいし、方向も揃えやすい。

このように抵抗とコンデンサーを合体させて使う部分がある。

抵抗、コンデンサーを付けて完成。緑色のカップリングコンデンサーは高音質部品に交換予定なので足は長めにカットしている。

真空管を挿してヒューズを入れて電圧測定準備完了。

デスクトップを整理してシャーシの内部も清掃。電源を入れて電圧を測定する。テスターは1000V対応で切り換えオートのタイプが使いやすい。

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