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秋の夜長は真空管アンプ作りにチャレンジ!SUNVALLEY「SV-P1616D/多極管仕様」を作ってみた

2018.10.03

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

Introduction

「みなさんお元気ですか〜 そろそろ肌寒く真空管アンプの恋しい季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。私はKT150という出力管に惚れてSUNVALLEY『SV-P1616D/多極管仕様』のキットを製作しました」ということで、また真空管アンプを作った。その発端は「真空管・オーディオ大放談」にてSUNVALLEYの大橋店主に解説してもらいながら、いろいろな真空管パワーアンプを試聴したからなのだ。

私はプッシュプルアンプが食わず嫌いで、シングル最高と思っていたのだが、聞いてみるとこれが大間違いのこんこんちきで、まず低域のドライブ感が違う。そして低域から高域までのフォーカスのピシッと合った感じも好ましい。さらに出力も大きいのでこれは1台あった方がなにかと便利とか理由を付けて速攻で注文した。シングルだと出力管は2本で済むのだが、プッシュプルだとこれが4本になる。その難易度はいかや?

Report

●パーツリストを確認して部品を付ける

今回はプッシュプルアンプなので今まで一番サイズが大きくて重い。何度もひっくり返して配線をチェックするのは嫌なので、配線を間違えないように慎重に作ることに心掛ける。電源部は基板化されており、初段と出力段でサブシャーシに分かれているので比較的作りやすいと思う。箱からパーツを取りだしたら、小皿や小物用ケースに分類してパーツリストと照らし合わせて過不足がないか確認。ネジ止めする部品を付けていく。

最初に大判の説明書を熟読玩味する。特にラグ板に最終的に何本配線が集まるかを見ておくとハンダ付けで穴を塞ぐという失敗を防げる。

配線の難易度が高まるため基板化された電源部。パーツを差し込んでハンダ付けするだけなので肩慣らしにちょうどいい。

電解コンデンサーの上部に十文字に隠し包丁的なキズがあるのは、万一の場合に内圧が高まって爆発する前に、キズの部分からポンと破れて被害を最小限にする工夫である。

サブプレートに真空管ソケットとラグ板を固定する。固定にはナットドライバーが不可欠なので、M3用の5.5とM4用の7を用意しておこう。

ラグ板は基本的にシャーシとネジ止めされる端子は使わないので折り曲げておく。

サブプレートAとBをシャーシにネジ止めしてチョークトランスを固定した。

さらに出力トランスと電源部、スイッチ、ボリューム、スピーカー端子、カソード抵抗プレートを取り付けた。

トランスはキズが付かないように養生しておく。厚紙などでケースを作って被せておくのが望ましい。

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