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社畜を脱出し、週末だけで世界一周を成し遂げた「リーマントラベラー」の時短術

2018.10.02

社畜脱出のきっかけはNBA観戦

 政府が推進する「働き方改革」なぞどこ吹く風。激務の日々で、たまの休日は寝だめして終わるというビジネスパーソンはまだまだ多い。

 都内の広告代理店に勤務する東松寛文さんも、そんな「社畜寸前」の一人だったという。特に入社数年目までは、「終電まで残業するのは当たり前。それでも終わらず、休日もこっそり出勤する日も多々」あるような毎日で、「有休を取って休むだなんて考えたことは1ミリも」なかったという。

 社畜寸前を「謳歌」していた東松さんに転機が訪れたのは、2012年の短いロサンゼルス旅行。NBAの観戦チケットが手に入り、学生時代はバスケに夢中であった東松さんは、憧れのNBAの試合を見に渡米を決行する。

週末・連休のたびに海外旅行をして40か国以上

 初の海外旅行初体験で、「日本で過ごす週末の数倍楽しい」ことを実感した東松さんは、日本での日常的な出費を抑えて、週末・連休のたびに海外旅行をするように豹変。2018年現在、訪れた国は40余り、100都市近くにおよび、旅の体験を一部まとめた書籍『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』(河出書房新社)を出すに至っている。

東松さんが旅に行く理由に気づいたハバナにて

 東松さんにとっての旅が、旅行が趣味の他の会社員と違うのは、単なる息抜きでなく、ライフハックにまで昇華されていることだ。例えば、金曜の夜には絶対に飛行機に乗る必要があるため、月~金曜の業務の流れを真剣に効率化することになり、結果として残業時間を減らす一方で、社内の評価は上がっているという。

 では具体的に、どうやって旅をする時間を捻出したのだろうか。また、どのような効用が海外旅行にはあるのだろうか。そのあたりを東松さんにうかがった。

残業はこうやって減らす

Q:「それほど多忙な部署にお勤めであれば、ちょっとの工夫では時短は難しそうです。どのようなライフハックで業務効率化をはかったのでしょうか?」

東松さん:「まずは仕事の締め切りを、会社や取引先から言われた時間で設定するのではなく、自分で設定するようになりました。僕の場合は、『金曜の夜は空港へ向かう!』と先に仕事の締め切りを決めたことで、それまではなんとなくダラダラ毎日残業していたのですが、常に、締め切りを意識して仕事ができるようになりました」

週末だけで世界一周の旅で最初の行き先に選んだイランにて

 東松さんは、このように「自分の時間軸で、仕事もプライベートも取り組む習慣がついた」結果として、会社からのお仕着せではない働き方改革につながったという。

東松さん:「やがて、旅行に行かない週も自然とその働き方ができるようになり、空いた時間をインプットに充てたり、人と会ったりするようになった結果、それが仕事にも繋がるようになり、残業時間は徐々に減らしながらも、会社の評価は上がっていったのです!」

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