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職場にいる「後味の悪い人」の特徴

2018.09.15

皆で決めた結論に従わない

 皆の話し合いなどで決まったことを覆そうとする人も、ひんしゅくを買いやすい。

例えば、数か月にわたり、会議を繰り返した末に結論を導いたのだが、土壇場になって「そんな案は、うまくいくわけがない」と否定する。この数か月の間、議論に参加していたにも関わらず、しつこいほどに否定をする。

皆がそれぞれの考えや意見を押しとどめ、帳尻をあわせた結論であるのに、あっさりと反対する。これでは、反感をまねくのも無理はない。皆の結論に従わないことで、自分が優秀であろうとしているだけなのだ。

エキセントリックな人

 言動や考え方などが、少々、変わった人を意味する。鋭い感性などをもっているわけでもなく、仕事がハイレベルにできるわけでもない。むしろ、「平凡」なレベルでしかない。言動そのものが、周囲からすると、理解しがいたいのだ。

 たとえば、妙なひとりごとを繰り返したり、突然、興奮して周囲に言い返したりとする。チームワークをまるで考えていない。会社員でありながら、フリーランスや個人事業主のようにふるまう。周りの社員の仕事の仕方や意見などをけなしたり、不敵な笑みをこぼしたりして、バカにしたそぶりをする。とはいえ、会社をなかなか辞めない。もちろん、管理職になる年齢は遅い。それでも、不敵な笑いをしつつ、机に向かい、何かをしている。それが仕事であるのか、「副業」であるのかも、周囲はわからない。私が会社員の頃、60代前半の男性社員がこのタイプだった。

 後味が悪い人を観察していると、日々の仕事や自分の扱いに強い不満をもっていたり、劣等感を感じていたりすることが多い。そんな憂さを晴らすかのような言動を職場で皆の前でとる傾向がある。後味が悪い印象をまき散らすのだが、本人がそのことに気がついていない。ますます、後味が悪い人になってしまうのだ。あなたの職場に、こういう人はいないだろうか。

文/吉田典史

ジャーナリスト。主に経営・社会分野で記事や本を書く。近著に「会社で落ちこぼれる人の口ぐせ 抜群に出世する人の口ぐせ」(KADOKAWA/中経出版)。

※記事中のデータ等は取材時のものです。

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