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車内で事件発生!東海道新幹線で行なわれた緊迫の不審者対応訓練の全貌

2018.09.06

 2018年6月9日、東海道新幹線の東京駅発、新大阪行きの「のぞみ」最終列車車内で男がナタで隣に座った女性を襲い、異変に気が付き助けに入った男性が逆に被害にあって死亡し、女性2名が重傷を負う事件が発生した。

 JR東海ではこの事件を受けて8月22日、三島車両所で「不測の事態対応訓練」を実施し、マスコミ各社に公開した。今回はその訓練レポートの第2回目をお届けしよう。

犯人を取り押さえる連携訓練

 屋外での避難誘導訓練と防護装備品の展示、及び使い方説明の後、場所は実際の新幹線車内に移された。新幹線が走行中、乗車していた男が突然、凶器のようなものを振りかざして暴れ出したという想定。それを乗務員と乗り合わせていた乗客と警備員、そして鉄道警察隊が連携して犯人を取り押さえるかという連携訓練だ。

 最初は再度、鉄道警察官の説明を受けながらの防護装備品の取り扱い訓練だ。いくら扱い方を覚えても、新幹線車内は狭い通路で使わなければならない。その感覚をつかむためのシミュレーションだ。警察官を犯人に見立て、耐刃ベストと防刃手袋を着けた乗務員が盾を持って相手に対応する。もちろん女性乗務員(パーサー)も同様の訓練を受ける。

 次に同乗する警備員による、刺又を使って相手の制圧するための方法をアドバイス。JR東海では、民間の警備会社と提携して、警備員の巡回を始めている。どの列車に乗車しているか、また人数については、セキュリティの問題があるため公表しないが、増員と増便していく方針だという。続けていよいよ、凶器を持った男が車内で暴れ出したという想定での訓練の本番開始だ。

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