iPhoneのバッテリー交換をする手順
iPhoneのバッテリー交換が必要と判断した場合には、まず加入している保証がないかを確認しよう。
iPhoneの購入日から1年間は、「Apple製品限定保証」が利用できる。保証を利用すれば、バッテリーの交換費用もかからない。1年経過後でも「AppleCare+」に加入していれば、バッテリーの交換は無料だ。いずれの保証も利用できない場合には、有償でのバッテリー交換になる。
また、画面のひび割れなどバッテリー交換時の作業に支障をきたす損傷がある場合には、そちらを優先的に修理する必要があることも覚えておこう。
iPhoneのバッテリーを交換する前には、必ずバックアップを取っておこう。バックアップがあれば、簡単にバッテリー交換前の状態を復元することができる。
【参考】iPhoneをPCにつないでコンテンツを同期しバックアップを取る方法
キャリア別バッテリーの交換方法と費用
ここでは、AppleストアでiPhoneを購入した場合と、三代キャリアと契約してiPhoneを使用している場合のバッテリー交換方法、要する期間、費用について紹介する。
※すべてApple社提供のメーカー1年保証適用外の場合
【Appleストア】
受付:AppleStoreまたはApple正規サービスプロバイダ。電話やチャットでの相談も可能。
期間:即日対応もしくは5日間ほど
交換代金:iPhone6以降3,200円、それ以外のモデル8,800円
【ドコモ】
受付:店頭修理または預かり修理。
期間:即日または4〜7日間(目安)
交換代金:iPhone6以降3,200円、iPhone5s/iPhone5c9,800円
参考:https://www.nttdocomo.co.jp/iphone/support/repair/
【au】
受付:iPhone・iPad修理取次店、iPhone・iPad修理対応店、Apple Store・Apple正規サービスプロバイダ
期間:店頭修理の場合、即日。(即日修理対象外あり)
交換代金:iPhone6以降3,200円、iPhone5s/iPhone5c/iPhone5/iPhone4s8,800円。
参考:https://www.au.com/support/service/mobile/trouble/repair-iphone-ipad/service/
【ソフトバンク】
受付:店頭修理。即日(在庫切れの場合は預かり修理)
修理期間:店頭修理の場合、即日。在庫切れの場合には預かり修理となり、3〜5日程度。
修理代金: iPhone6以降3,200円、iPhone5s/iPhone5c/iPhone5/iPhone4s8,800円。
参考:https://www.softbank.jp/mobile/support/trouble/repair/shop/apple/
iPhoneのバッテリーの寿命を伸ばすコツ
iPhoneは、使い方によってはバッテリーの劣化を早めてしまうことがある。使用しているiPhoneのバッテリー寿命を少しでも長くしたい場合には、以下の点を日々意識してほしい。
・消費してから充電する(充電の回数を減らす)
バッテリーの残量に関わらず「帰宅後にはiPhoneを充電する」という方も少なくないだろう。しかし、バッテリーの性質上、充電の回数を極力少なくすることが鉄則だ。帰宅後もバッテリーが残っているのであれば、できるだけバッテリーを消費してから充電を行うようにしよう。
・充電が完了(100%)したら充電器を外す
充電が完了しても、「充電ケーブルをiPhoneに挿しっぱなし」という方も多いかもしれない。充電ケーブルが挿さっている状態では、バッテリーに負担がかかるため、充電が100%になったらケーブルを外すことを習慣化しよう。
・iPhoneケースを外して充電する
iPhoneにケースを装着している場合には、それらを外して充電を行う方が良い。その理由は、ケースによりバッテリーに熱がこもりやすくなり、負荷がかかるからだ。バッテリーを長持ちさせたいという方は、面倒でも毎回ケースを外して充電することを試してほしい。
・最適な温度で保管
iPhoneは広い温度範囲で使用が可能なものの、最適な温度環境がApple公式の見解として示されている。その温度範囲は16℃〜22℃。35℃を超える温度の中、iPhoneをさらしていると、バッテリー容量に影響を与えることがあるという。人間同様、快適な温度空間でiPhoneを使用・保管しよう。