モノがない暮らしは最高に心地いい
荷物を少なくしたい読者にアドバイスをお願いします。
石黒 思い出と紐づくモノは捨てにくいので、それ以外のモノから処分するのがおすすめ。スーツケースなど、レンタルやシェアできるモノはそれを活用するのもいい。
菊池 管理ができず、モヤモヤやイライラの原因になるモノは徹底的に捨てること。代表的なモノといえば洋服かな。身につけるものって、清潔感が一番重要。ちゃんと洗濯されているとか、かかとの擦り切れのないキレイに磨かれた靴を履いているとかが重要。そう割り切れば、数は関係ない。
対馬 モノを厳選するうえで、まずは自分がどういう暮らしをしたいか明確にすることが大事。だからといって、無理に買い物を我慢するのではなく、何か買う時は、それが本当に必要かどうか、自分自身に問うて、ひとつ買うならひとつ手放すように、取捨選択すれば、買い物も楽しめます。
桶田 私は腕時計はスマホに、バスタオルはフェイスタオルに、というように代用できるモノを探しています。どちらかひとつあれば、十分事足りますから。固定観念を捨てましょう。モノを厳選すれば気持ちがラクになる。この快感を一度知ると、クセになってやめられなくなりますよ!
●理想の暮らしを明確にすることが大切
ゆるりまいさんのブログ『わたしのウチには、なんにもない。』に衝撃を受け、1日で2tトラック1台分の荷物を処分。「すると、いろいろなことが好転し始めたんです。自分にとって何が必要で、必要でないかの選別ができるので、シンプルかつラクに暮らせるようになりました」
アプリ自体はかなり多いが、目的ごとにフォルダー分けされているので見やすく使いやすい。
〈 カバンの中身はコレだけ!〉
ポイントカード類の整理には、ポイントおまとめ系アプリを活用。財布に入れるカード類を抑えている。
【対馬流ミニマリスト3つの心得】
(1)紙の本は買って読んだら売る
(2)必要最小限のモノしか持ち歩かない
(3)ひとつ買ったらひとつ手放す
●捨てた時の快感がクセになります
ミニマリストブロガーとして、毎月オフ会を開催。ミニマルライフにはまったきっかけは〝こんまり〟こと、近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)。「モノを減らしたことで、どこに何があるかわかるようになり、好きなことができる時間が増えました」
ToDoや思いついたことを付箋風メモで残せるアプリ『Google Keep』が大活躍。
〈 カバンの中身はコレだけ!〉
時間を有効活用するため、スマホは音声入力メイン。カバンはオンオフ問わず使える3WAYタイプを愛用。
【石黒流ミニマリスト3つの心得】
(1)スマホは音声入力を駆使する
(2)本は電子版、書類は電子化
(3)カバンは複数持たず、ひとつに