日本企業の卓球台の普及はこれから進む?
スヴェンソンスポーツマーケティング社の独自調査によれば、「オフィスに卓球台を置きたいと思いますか?」との質問に対し、8割の企業が「はい」と回答。調査対象は、設立10年以内の都内企業という点を考慮しても、これからオフィスで卓球というのはよく見られる光景になるかもしれない。
同社広報担当の伊藤さんは、「オフィス向け卓球台」の今後の広がりについて、次のように展望している―「『T4 OFFICE』は、オフィス内のコミュニケーション及びチームビルディングツールとして新しいコンセプトの卓球台です。今後は、卓球台だけでなく企業オリジナルネットやラケット、卓球を活かしたオフィス内コミュニケーションイベントの企画・運営サービスも提供し、卓球の普及に貢献して参りたいと思います」。
卓球には、ほかのスポーツと違って、ルールがすぐ把握できる、過度に疲れないといった利点もある。気分転換をしながら、生産性が向上し、同僚との親睦もはかれる―いいこと尽くしの社内ライフハックとして、企業の採用が進んでゆくのは間違いなさそうである。
写真画像提供:株式会社スヴェンソンホールディングス
文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)