俯瞰(ふかん)にもチャレンジ
料理動画などで活用されることの多い、真上からのアングルです。本格的に真俯瞰で撮るとなると、専用の三脚を必要とするなどなかなかに難しいアングルですが、手持ちカメラで真俯瞰(風)でもそれなりに面白い画になります。
俯瞰にチャレンジする場合は、影に気をつけましょう。
自分やカメラの影が入りすぎると興ざめです。また、料理動画でよく使われるだけあって、カフェの写真と相性の良いアングルなのですが、湯気が邪魔で撮れないことも少なくありません。
チャレンジする際は、メニューも考慮した方が良いでしょう。
背景の整理にも便利
バッチリかっこよくキメても、後ろで宣伝用の人形が微笑んでいたら台無しです。まぁ、逆に面白いということもあるかも知れないですが、写真の上達を目指す人間としては意図したイメージで撮りたいものです。なので、バッチリとキメて撮りたいときはカーネルサンダースさんにいなくなってもらいたいところですが、彼を動かすわけにはいかないので、こちらが動くしかないでしょう。そんなとき、ハイアングル、ローアングルは便利です。カメラの角度を極端につければ、背景は空か地面になります。周囲が邪魔なものに囲まれた場所でも、アングルを工夫することで背景をすっきりさせることができます。