初心者と達人の撮る写真は何が違うのか?
もちろん、いろいろなものが違うでしょう。光を読む目であったり、あるいは機材であったり。そうした違う要素の中のひとつに、『構図』があります。風景やポートレート、ファッションなど様々なジャンルの写真家がいますが、ジャンルを問わず熟練の写真家たちは構図力に優れています。つまり、この構図力が向上すれば脱初心者となるわけです。
とはいえ、絶妙な構図のバランスなど一朝一夕で手に入るものではありません。地道な努力が必要です。でも、ちょっとしたことを気にするだけで、写真家への階段を一歩だけ簡単に登る方法があります。それは『アングル』チェンジです。
どの高さから撮るかが重要
低い位置で下から上にカメラを向けるのが『ローアングル』、逆に高い位置から下にカメラを向けたら『ハイアングル』です。そして、人間の目線の高さを『アイレベル』と呼びます。カメラ自体の高さは『ポジション』などと言い、アイレベルは角度を示すアングルとは少し違う話になるのですが、ここでは厳密な言葉の意味を追求するより、おおまかに上から撮る、下から撮るぐらいに受け止めておいてください。
この、カメラの高さが重要なポイントになります。つまらない写真とは、どんな写真でしょう。それは平凡な写真です。平凡、つまりよく見る光景ということです。当たり前ですが、我々は普段アイレベルで世界を見ています。なので、目線の高さからの光景は見慣れているのです。
ということは、目線の高さであるアイレベル以外のポジションで写真を撮れば、それは平凡で見慣れた光景にならない、ということが言えます。カメラの高さを変えればつまらなくない、つまり面白い画が撮れると言うことです。
変則アングルのパターン
普段と違った視点を念頭に写真を撮ると、面白い景色に遭遇するでしょう。
例えば、小さな子供。
大人なら、だいたいの場面で見下ろしています。そこを思いっきり見上げてみたら、我が子の意外な一面を発見するかもしれません。
今度は成人男性。
かなりの身長差がなければ、立った成人男性をここまで見下ろす機会はそうありません。よく知る友人が、一瞬ハッとするような被写体に変わることもあるでしょう。
ちょっとした街角スナップでも、カメラのポジションでずいぶんと印象が変わります。
低いポジションの場合、地面が入るように撮るとイメージがガラっと変わることが多いですね。
お気に入りのアイテムを撮影する場合も、普段見ない角度を意識しましょう。
アイレベルとは、また違った迫力が出ます。インスタグラムにアップするときなどに、活用すると良いでしょう。