今人気の音楽再生アプリ。数千万曲の中から自分の好きな音楽が聴き放題なだけでなく、再生履歴や好きなアーティストなどのデータをもとに、ユーザーの好みに合いそうなオススメ曲を自動で流してくれる。
世の中には膨大な数の名曲が溢れているので、自力だけで曲を探すのはたいへんだ。まだ見ぬ素晴らしい音楽との出会いをサポートしてくれるこの優れたサービスを使わない手はない!
そこで今回は、主要サービスの『Spotify』『AWA』『LINE MUSIC』を実際に使用した感想を比較しながらご紹介する。
広告ありなら無料で充分楽しめる!
スウェーデン生まれの『Spotify』は洋楽が充実
洋楽好きには、スウェーデン生まれの世界最大手『Spotify』を。名前の由来は「spot(点)」と「identify(特定する)」を組み合わせた造語。聴きたい音楽を思い浮かべてから最短で特定できるサービスを目指すという意味が込められている。基本データは以下の通り。
●約4000万曲
●無料プランあり、月額980円
●学割・ファミリープランあり
●無料プランでもフル尺再生可能
●自分好みの曲を集めたプレイリストを作成・共有できる
●好みに基づくオススメ機能あり
●ダウンロード後のオフライン再生可能
無料でフル尺再生できるサービスは、現時点では『Spotify』だけ。ただ、無料プランは数曲ごとに広告が入る。
無料でフル尺再生という気前の良さだが、画面の見やすさ・使いやすさは正直普通だと感じた(よく言えばシンプル)。
無料版ではシャッフル再生のみなので、自分で曲を選ぶことはできない。さらに、全然違うアーティストの曲が流れることも……。まあ、無料でこれだけ楽しませてもらっているのだから、あまり贅沢は言えないかも。
毎週金曜日にはユーザーの好みに合わせたプレイリストが届くのも嬉しい。このオーダーメイドのプレイリストとラジオについては、『高評価(いいね)』『低評価(いまいち)』を選択することで今後のオススメの精度がアップする。
洋楽は充実しているが、邦楽はやや少なめ。邦楽好きには次の『AWA』か『LINE MUSIC』の方がいいかもしれない。