進化したインテリアはかつての『ジムニー』と一線を画する
外観をチェックした後、室内を見回す。水平基調のデザインにボックス型の独立メーターを組み合わせている。このあたりも『ジムニー』らしさを印象づける。
しかし、室内のユーティリティー(使い勝手)は知っていた2代目『ジムニー』とは全く違う。上質で広々としているのだ。スクエアボディのため肩より上のスペースに余裕があり、しかも大型のフロントシートで狭苦しさを感じない。ドライバーと助手席が近くて窮屈なんじゃないかと想像していたけれど、実にゆったりしている。正直、軽自動車の感覚ではない。
さらに驚いたのがリアシート。シートサイズ自体はあまり大きくないが、タイヤハウスの上に設置された、プラスチック製の肘置きスペース的な空間のため、左右にも余裕があり、2人並んで座っても楽勝だ。
実際に身長175cmの筆者がリアシートに座ってみた。写真はフロントシートを一番前に動かしたもの。驚くことにこぶしが2つほど入る余裕あり。試しにフロントシートを一番後ろに下げてみたところ、さすがに膝がフロントシートへ当たってしまうが、でも何とか座ることができる。これにはビックリした。『ジムニー』に4名が快適に乗れるとは……月日の流れるのが早いわけだ。
さらに、フロントシートを一番前にセットしてヘッドレストを外し、めいいっぱい倒すと、リアシートとフラットな状態になる。リアシートも可倒式なので、もしかしたら車中泊もできるかも! もう驚き以外の何物でもない。
乗客スペースの確保を優先したため、やや犠牲となったのはラゲッジスペース。しかし、前後長こそ240mmしかないが、左右は1300mm、高さは850mmもある。
2名もしくは3名乗車となるが、リアシートを前に倒せば荷室の前後長は980mmまで拡大する。前述のとおり、助手席をフラットにすることも可能なので、長尺の荷物にも対応できる。
荷室床下にはラゲッジボックス&ツールボックスが用意され、小物や汚れ物を収納できる。
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