【CPAP圧設定検査】空気を利用した治療CPAPの圧力を決める
PSG検査で睡眠時無呼吸症候群と診断され、医師が必要と判断した場合には、同等のセンサーを着けて、CPAP治療の空気圧を設定する検査を受ける。
●1泊検査で睡眠状態を調べる
病室は個室だが、完全防音ではない。もちろん飲酒も禁止。またカメラが設置されていて、起床までモニターされている。「最初は緊張しましたが、案外眠れましたね」と鳥海さん。
センサー類の取り付けは30分ほど
食事を済ませて19時からセンサーを取り付け、22時の消灯後は読書やラジオ、スマホは禁止。
[鳥海さんが装着したCPAPとは?]
CPAPは持続陽圧呼吸療法と呼ばれ、鼻部に装着したマスクから圧力をかけた空気を送り込む治療。気道を広げて無呼吸を防止する。病院で使用するほか、レンタルもできるが、その際には医師の処方箋、指示書が必要な医療器具だ。
まだまだある!睡眠外来で処方される 睡眠時無呼吸症候群[医療器具]
お悩みなら、いつでもどこでもCPAP治療可能!
自宅のほか、旅行などで使用する場合の携帯用CPAPも存在している。もちろんこれも、レンタルでの使用に関しては、圧力の設定など医師の処方箋・指示書が必要になる。
症状によっては、マウスピースで顎のズレを直す
程度によってはマウスピースでの治療も。個人に合わせて下顎を前方に移動するようにデザインされたものを装着して気道を広げて眠ると、いびきや無呼吸の症状が軽くなる。
〈TORIUMI’s REVIEW〉気にしていたとおりでしたが、睡眠時無呼吸症候群かどうかはっきりして、ある意味安心しました。CPAPを着けると呼吸が楽ですし、今後の治療経過は『@DIME』で報告します。
取材・文/松尾直俊