また、CX-3から採用された新タイヤにも注目だ。これまでの操安性重視のコンセプトから、欧州車的コンセプトの乗り心地向上やロードノイズ低減を目指した17/19インチタイヤが装着されている。簡単に言えば、サイド部分を柔らかめにして乗り心地をよくし、トレッド部を硬めにして転がり抵抗や燃費、ロードノイズ低減を図った専用タイヤである。
それにしても、運転席に座った瞬間から、新型らしさがひしひしと伝わってくる。シートのえもいわれぬ快適感、インパネ前面を覆う高級感ある太いステッチが走るウルトラスエード生地、新メーターなどがその理由。
主に試乗したのは、ワゴンが新たに気筒休止システムを採用した2.5Lガソリンエンジン搭載の25S Lパッケージ2WD(セダンの2・2Lクリーンディーゼルターボエンジン/写真 のXD Lパッケージ4WDにも試乗)。