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日本専用ではもったいないぐらいの完成度!15代目『クラウン』の進化を徹底検証

2018.07.15

15代目となる、新型クラウンの開発陣のこだわりはハンパではない。伝統のロイヤル、14代目以降、人気の中心となったアスリートという区別、サブネームを廃止し、クラウンに統一。グレード名でアスリートの相当するRS、ロイヤルに相当するGといった位置づけを表している。

プラットフォームはクラウンとして初の、プリウスの乗り味や操縦安定性を激変させたTNGA(Toyota New Global Architecture)を採用。エクステリアデザインも一新され、伝統の太いリヤピラーをやめ、クーペライクな6ライトのキャビンへと変貌。正直言って、試乗会場に向かう途中ですれ違ったオレンジ色のクラウンが、クラウンに見えなかったのも本当だ(特にリヤ回りを見ると)。

走行テストもすごい。世界でもっとも過酷なサーキット、欧州のスポーツカーメーカー、プレミアムカーメーカーのテストトラックでもあるドイツのニュルブルクリンク旧コースで走行を重ね、走りを磨いたのだという。

そして新型クラウンの大きな特徴と言えるのがトヨタの初代コネクティッドカーとして誕生したところ(同時にカローラスポーツも)。車載通信機DCM(auの通信網を使用)を全車に標準装備し、オペレーターによるオペレーターサービス、メンテナンスサービス、緊急時サービス(事故の際、ドクターヘリを呼んでくれるケースもありうる)、LINEアカウントサービスなどに対応。新たなモビリティライフを提案・提供してくれるのだ。

もちろん先進安全支援機能のトヨタ最新の第二世代トヨタ・セーフティ・センスを採用。自転車や夜間の歩行者検知も可能となる(残念ながら、ブラインドスポットモニターは一部グレードでOP)。

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