■隣の車両整備ピットでは、車掌体験と車両床下見学
運転台見学車両の隣は車両整備ピットで、ここでは2つの定員制イベントブースが用意された。
○車掌体験
10000系の乗務員室を使い、来場者が乗降用ドアの操作、車内放送を体験する。
車掌が乗降用ドアを開閉する際は、車掌スイッチと呼ばれる機械で行なう。開けるときはレバーをひねりながら押し、閉めるときはボタンを押す。
車内放送は「駆け込み乗車防止放送」など、“台本”が用意され、来場者は車掌気分を味わった。
○車両床下見学
7000系の床下に搭載された機器について、係員の説明つきで見学する。安全最優先のため来場者はヘルメットをかぶり、“未知の世界”をのぞく。
先頭車は前面の非常用貫通扉が開くと、非常階段が現れる仕掛けとなっている。この構造は6000系、7000系、8000系にも採り入れられ、ひとつの時代を築いた。
2号車の床下は、様々な機器を搭載。気をつけないと、頭をぶつけそうになるほど、詰め込んでいる。なお、機器の詳細については省略させていただく。