初日の土曜日にイベントをスタートして2時間後のアダプトされた数。週末2日間のアダプト数は、土曜日、犬179匹、猫76匹。日曜日、犬84匹、猫61匹、合計400匹の犬猫に新しい家族ができました
ちなみに、NO KILL(殺処分をしない)という言葉を使ってはいるものの、全ての犬猫の生命を救う(救える)という意味ではなく、NO KILLの対象となるのは、90%に至っている。この件に関しては、様々な論争も呼んでいるが、全てを救う(救える)というのは非現実的でもあるので、重度の病気や性格に問題があり、社会いの適合が難しいと判断された場合は安楽死する方針でいるというのが現状だ。
現在、カリフォルニア州では、生態販売をするペットショップは姿を消し、アダプションスタイルのペットショップやアダプションを目的としたキャットカフェが次々とオープンしている。2019年には、犬猫兎の生態販売を禁止する法律が施行される予定だ。
筆者は、現在、2匹の猫(元・野良猫)と暮らしており、過去には、里親に向かえた4匹の犬と暮らしてきている。家族の一員として迎え入れ、愛情を注ぎ、共に学び、歩み寄り、育み、一つの生命と向き合おうと決めた以上、その責任をしっかりと胸に刻み込んで共に歩んでほしいと思う。
BE KIND TO ONE ANOTHER
取材:白井朝美 / Tomomi Shirai
ライター、ライフスタイルリサーチャー、ブランドアンバサダー。ラン、ダンス、ヨガとネコと自由を謳歌する自由人。 NY発オンナのためのオンナによるオンナのベンチャー企業unboundbabes/the woman of sex techのメンバー https://www.womenofsextech.com/tomomi-shirai
写真:ヘイルデイビス / Hale Davis