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【開発秘話】発売から1年で4万台売れたブラザーのラベルライター『P-TOUCH CUBE』

2018.06.05

■連載/ヒット商品開発秘話

 ブラザー工業が開発し同社の子会社であるブラザー販売が販売しているラベルライター『P-TOUCH CUBE(ピータッチ キューブ)』シリーズの売れ行きが好調だ。発売から1年で想定の倍以上となる4万台を達成した。

 まず、2016年10月にテープ幅12mmまでに対応した〈PT-P300BT〉発売し、2018年2月に同24mmまでに対応した〈PT-P710BT〉を追加した。最大の特徴は、キーボードと液晶画面をなくし、スマートフォンで操作できるようにしたこと。専用アプリ『P-touch Design & Print』(iOS/Android、無料)をインストールしたスマートフォンを用いて、ラベルの編集や印刷を行なう。

PT-P300BT(左)とPT-P710BT(右)

■キーボードと液晶画面をなくした理由

 ラベルライターは家庭やオフィスなどで幅広く使われているが、世界で初めてつくったのはブラザー工業である。1988年に『P-TOUCH』を開発。海外では『P-TOUCH』ブランドがトップシェアを握っている。

 しかし、日本での『P-TOUCH』ブランドの認知度は、海外に比べて低い。『P-TOUCH CUBE』シリーズは、日本国内でのこのような現状を打破しようという試みから生まれた。ブラザー工業で『P-TOUCH CUBE』シリーズの企画に携わる、ラベリング&モバイルソリュションズ事業 事業企画部商品企画グループ ホーム・オフィス商品企画チームの伊藤みずえさんは、「一気に認知を拡大してブランド力を上げるためには、従来とは相当違うものをつくる必要がありました」と話す。キーボードと液晶画面をなくしたのは、このような背景からであった。ブラザー工業
ラベリング&モバイルソリュションズ事業
事業企画部
商品企画グループ
ホーム・オフィス商品企画チーム
伊藤みずえさん

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