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サンバレーの真空管アンプキット『SV-Pre1616D』のベストサウンドを検証!

2018.06.05

■双三極管を交換すると音の柔らかさが変化した!

「12AX7」と「12AU7」にも多くの互換球が存在する。詳しくはSUNVALLEY audio公式ブログを参照していただきたい。今回使ったのは音質で定評があるMullard製の「12AX7」と「12AU7」である。さらにミルスペックの高信頼管「CV4004」も用意した。全てペアマッチ管である。

3種類の双三極管は見た目は全く同じに見える。ECC83、ECC82はヨーロッパ表記となる。

箱には、それぞれの真空管の測定値が記入されている。さらに3本と4本でのマッチングが取られてなるべく数値の近いものがセットされてくる。

●Mullard 12AX7 3本
パワフルで解像度が高く、スッキリした音。音色はややクールだ。真空管らしさを前面に出したくないなら、これがいい。

●Mullard 12AX7 2本/12AU7 1本
音色はよりなめらかでウォームな方向へ向かう。中低域が厚い。解像度は変わらない。

●Mullard 12AU7 3本
さらにウォームな音色で、ギターの弦が柔らかい感じになる。ボーカルはなめらか。真空管らしい音といえば、こちらになるだろう。

●CV4003 3本
解像度が高く、しっとりとした感じの音。音色はウォームで細かい音がでる。現在、私はこの真空管を挿して使っている。

写真・文/ゴン川野

オーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

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