マスターベーションを初めて体験したのはいつだったか覚えているだろうか。TENGAは、「マスターベーション世界調査(TENGA Global Self-Pleasure Report)」を実施した。調査は、ヨーロッパ、北米、南米、アフリカ、アジアの、世界様々な文化圏の18か国を網羅的に対象として実施したもので、18歳から74歳の1万3039人にアンケートを行なった。
★日本は世界最速のマスターベーション早熟国
日本人の男女1000人(男性483名、女性517名)のうち、マスターベーションをすると回答した766名を対象に、自身のマスターベーションの初体験年齢を聞いたところ、男性平均13.8歳(日本人男性465名)、女性平均15.9歳(日本人女性301名)、男女平均は14.6歳となり、世界18カ国中最も若い年齢でマスターベーションを初体験していることが判明した。ちなみに男女別で世界比較すると、日本の男性は世界3位、日本の女性は世界1位という結果になっている。
国内の地域別で見てみると、もっとも若い年齢でマスターベーションを初体験している地域は九州地方(13.3歳)で、逆に、最も晩成型なのは関西地方(15.1歳)という結果となった。関西地方の次に晩成型なのが関東地方(15.0歳)となっていることから、東京・大阪などの主要都市を含む地域よりも、地方エリアの方がマスターベーション経験が早い傾向にある。
★20年で、日本人のマスターベーションの早熟化が進行?
次に、日本人の年齢別での初体験年齢を調べたところ、55歳以上の平均が15.6歳という年齢に対し、34歳以下の平均が13.37歳となり、マスターベーションの早熟化が進んでいることが推察された。
また、日本人が1回のマスターベーションに費やすおよその時間(分)を調べたところ、男性は平均15.76分、女性は12.84分となり、女性の方が2.92分短くなっている。年齢別では、34歳以下が平均18.19分かかるのに対し、55歳以上の人は11.12分と若者よりも7.07分も早く、意外にも(?)年を重ねるほど、コトを済ませる時間が短くなることがわかった。