そして「OMO5 東京大塚」で最もユニークなのは客室である。観光客に特化したというコンセプトに納得できる部屋に仕上がっている。「YAGURA ROOM」という名称で全125室の客室は19平米で定員は3名までとなっている。コンセプトは 「櫓(やぐら)」。客室に入ると高さを活かした空間が目の前に広がる。靴を脱いで畳の部屋に入ると2階建てになっている。1階部分はゴロゴロできるソファスペースとなっており、寝る時間以外は、あぐらをかいたり、横になったりしながら本を読んだり、飲み物やお菓子などを持ち込んでして女子会などを楽しむのもありだ。部屋にいる時間も最大限にリラックスできる空間になっているのが特徴である。そして階段を上がったら、ヒノキ材を用いた「やぐら寝台」が現れ、布団が2名分敷かれている。夜、睡眠をとる時には、乱れていない綺麗な状態の布団に入ることができるように、寝る時だけ使うことに特化したデザインになっている。
「YAGURA ROOM」という名称で観光に特化した個性的な部屋になっている
下のエリアはソファスペースとして靴を脱いで寛ぎ、夜は上のエリアのベッドでグッスリ就寝