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ビジネスホテルが観光ホテルに進化!星野リゾートの新コンセプトホテル『OMO5 東京大塚』

2018.06.03

■連載/鳥海高太朗のTRAVEL HACKS!

「星のや」や「界」、「リゾナーレ」などを運営する星野リゾートが都市での観光客に特化した新コンセプトのホテル「OMO5 東京大塚」を東京・大塚に5月8日にオープンさせた。「OMO(オモ)」は、「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」をコンセプトにしており、都市部のビジネスホテルに観光で宿泊する人も多くなった今、星野リゾートの星野佳路代表は「ビジネス客を忘れて観光客だけをターゲットにすることで都市ホテルはどう変わることができるのか、これがOMOブランドの大挑戦である」と話す。

JR大塚駅から徒歩1分の場所にオープンした「OMO5 東京大塚」

観光客に特化した都市観光ホテルを手掛ける星野リゾートの星野佳路代表

「OMO5 東京大塚」は、池袋駅のお隣、JR山手線の大塚駅から徒歩1分の場所に位置する。大塚駅の北口を出ると目の前に真新しい黒い建物があるのですぐにわかるだろう。山手線のホームからも見える、とても便利な立地にある。
 当然、荷物の多い観光客にとっても便利である。山手線は朝4時台から深夜1時ごろまで走っているので、渋谷・新宿・池袋などで遅くまで飲んでもホテルまで戻ることが可能で、早朝からの移動にも便利な場所なのだ。

大塚駅のホームからもホテルの建物が見える。終電も遅いので便利

 エントランスを入り、専用エレベーターで4階にあがるとロビーになっており、ここでチェックインをすることになるが、基本的にはフロントの横にある2台の自動チェックイン・チェックアウト機を使っての手続きとなり、宿泊料金の支払いもクレジットカード・現金の両方に対応する形になっている。チェックインが完了するとカードキーが発行される流れになっている。

ホテル専用のエントランスに入りエレベーターで4階へ

4階は終日オープンしているカフェとフロントがある

 フロント階のある4階にはパブリックスペースとなる「OMOベース」があり、カフェも併設され、宿泊者以外の利用も可能となっており、旅行者と地元民が交流できる空間としても期待されている。朝食においても、「旅のテンションが上がる味」をスローガンに開発したのが、ポット型のパイ「ヴォロヴァン」。ポット型のパイ生地の中にビーフシチューやサラダ、フルーツなどのお好みの具材を入れるスタイルになっている。こちらも宿泊者以外も利用できるので朝食を食べにだけ出かけるのもいいだろう。

OMOベースはパブリックスペースとして宿泊者以外も利用できる

朝食はポット型のパイ「ヴォロヴァン」をカフェで食べることができる

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