小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

ホストクラブで三つ星レストランの味が楽しめる!?夜の歓楽街で本格料理を提供する3人のシェフ

2018.05.15

 グループダンディが経営するホストクラブに一流シェフがいて、料理を提供しているという話を聞きつけ、強い興味を覚えた。ホストクラブで提供される料理はいかなるものだろうか。裏方として働く3人のシェフの思いを取材させていただいた。

■日本最古のホストクラブ『愛本店』で30年以上料理を提供しているシェフ

 新宿歌舞伎町にあるホストクラブ『愛本店』では、30年以上にわたり、宮本利喜雄シェフが料理を提供し続けている。宮本シェフは三つ星レストランで10年間修行した後にホストクラブのシェフになった。バブルの時代から現在に至るまで、時代の流れに合わせて料理を提供し続けてきたという。

 入店後、最初にテーブルへ届けられたのが「特製オードブル」だ。あまりの大きさとボリューム感には驚きを隠せない。料理ひとつひとつに細かく手が加えられており、これぞまさしく職人技かと、息を飲むほどだ。

 そのほかにも「和牛ヒレ肉のステーキ」や「豚肉と春野菜のせいろ蒸し」、「ホタテのカルパッチョ」など、ホストクラブで提供されているとは思えないほどの本格的な料理が並ぶ。メニューは11ページにも及び、年に4回、季節ごとにメニューを変えているという。

 宮本シェフは仕入れから仕込み、料理提供に至るまでをすべて1人でこなしている。どの料理も素材を生かした味付けになっており、質、量ともに大満足だ。

 宮本シェフが長い間ホストクラブのシェフとして働き続けてきたことには理由がある。バブル期の前、レストランのシェフとして働いていた折、その仕事の収入だけで家族を養っていくことが難しかったそう。そこで縁があった先代の社長のつてで、アルバイトとしてホストクラブのシェフを始めたという。実際にホストクラブのシェフとして働く中で、自分の考えをしっかり持ち内容さえしっかりしていれば、仕事はどこでしてもやりがいを感じられると、正式に社員となった。以来、30年以上にわたり、「お客さんを満足させること」が宮本シェフのやりがいになっている。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。